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ゆっくりしないでね!3 テストようやく終わりました;w; 駄文でよければ見てください。;w; 男は唖然としてた。あのゆっくり一家全員に地獄をみせるつもりだった。しかし地獄を見せる前にれいむと実ゆっくりは逃げてしまった。 自分の家は木々が生い茂る山に接しており、あのゆっくりは恐らくこの山に逃げただろう。 木々の生い茂る場所に逃げたゆっくりを探すことはとても大変だ。 すぐにカツオ(犬)を使い追跡しようと考えた たまらなく悔しかった。ゆっくりごときに踊らされたことが。自分のエゴをゆっくりごときに通せなかったことが。 あの逃げれたゆっくり一家はこれからどこかでゆっくりし、無駄な生を謳歌すると思うとくやしさで気が触れそうだった。 足をみるとまりさが脛のあたりを必死に残った歯で噛みついていた。 かなり痛い。噛まれた部分は見えないが血が滲んでいるだろう 「糞饅頭・・・・・お前には・・・・生きてきたことを後悔させてやるからな・・絶対に」 男は忌々しそうに呟くと噛みつかれながら部屋の隅においてある蠅叩きを手に取る そしてそれを全力で振るう パァン!!! 「ゆびゃあ!!!!」 まりさはゆん生の中で一度も感じたことのない異質な痛みにたまらず悲鳴を上げる その拍子に男の脛から口を放してしまう 「ゆびゃあああああああああ!!!いだいいいいいいいいいいいいいい!!!」 まりさは男の周りでのたうち回っていた。まりさの肌は脂汗を分泌し始め、徐々にとヌメりを帯びてくる。 ゆっくりの肌は人間の肌よりも痛みに対して敏感だという報告もある。 激しく痛がるまりさを見ても一切の慈悲を見せずに、男は何度も蠅叩きでまりさを叩く。 パァン!!「ゆびゃあ!!!」パァン!!「いじゃい!!!」パァン!!「やめじぇ!!!」パァン!!「ぐぎゅ!!?」 まりさの肌に蠅叩きの網目が無数に付き、全身が赤く腫れあがるころにはまりさ餡子をブクブクと吐き出しながら痙攣していた。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ「パァン!!」ゆ゛っ!!?」 痙攣していてもなお叩く男。その手は止まらない。まりさの反応はだんだんと小さくなってゆく。 日が高く昇りかけた頃になり、叩くだけ叩いて疲れたのか男は手を止める。 「ハァ・・ハァ・・・糞・・肩と腕がいてえ・・・わかってると思うんだ・・・」 ちらりとまりさをみると、ヌメりきった全身に網目模様が付き餡子の色が滲んでいる。所々小さくではあるがまりさの肌は破け液状餡子が流れ痛々しい。 痙攣し、気絶してるまりさを見てめんどくさそうな顔をした後 男は小麦粉を水で溶き、それをハケでまりさの全身を塗りたくり、傷の補修をする。 「このまま死んだら楽だからな。お前らはもっと生き地獄を味わうべきだ ・・・・・・・・わかってると思うんだ(ボソッ)」 満身創痍のまりさを先ほどまで入れていた透明のケースに放り投げるように入れ、蓋を閉める。 「くそ・・・あの逃げた赤饅頭を追わないとゆっくりしちまう・・・・」 そう、男はまりさを叩くことに夢中になりすぎてれいむを追うことを忘れてしまった。そのことを後悔する男。 「クソッ!・・・・・・明日は仕事なかったら今からでも探しに行けるんだが・・・・・・・・」 男は明日から10日ほど連続で仕事をする予定になっている。仕事内容は農家の土地に出没するゆっくり駆除などである。 れいむを追って地獄を見せたいところだが明日の仕事を休むわけにはいかない。 それに農家のゆっくり駆除はそれなりに肉体労働であるため明日に疲れを残すわけにはいかないと考えていた。 「くっそ・・・絶対見つけ出して地獄を見せてやるからな・・・」 れいむは運がよかった。逃げている間に捕食者やゆっくりに仇なす動物などに出くわさなかったのである。 さらに幸運なことに倒れるまで逃げ続けた結果、その付近の群れの一員に倒れているところを発見され群れによって保護されていた。 れいむが男のところから逃げ出してから丁度3日。 れいむは保護された先で、夢を見ていた。 れいむの寝ている場所には藁や羽毛が敷き詰められており、とても気持ちよさそうであったがれいむはひどくうなされている。 夢の中、れいむは朽ちた木の洞に作ったおうちの中で、子ゆっくりに成りかけの我が子と最愛の夫であるまりさを探す。 「ゆぅ・・・れいむのかわいいおちびちゃん・・・ゆっくりしていってね・・・どこにいるかおしえてね」 れいむは意識していないが、現実世界で無いそこは雑音が一切入ってこない、まさに無音の世界であった。 「ゆぅ・・どこにいるの!おかーさん怒るよ?ゆっくりしないで出てきてね」 何の返事も返ってこない事にれいむの表情は焦燥の色がでてくる。 「ゆぅ・・・スーー(息を吸う音) ゆっくりしていってね!!!!」 全力でゆっくりしていってねを言う。しかし返事はどこからも聞こえない。 れいむの顔は泣きそうであった。 洞の中を探すのはやめて外へ出ようとした時、洞の中から何やら気配を感じた。振り返ると子れいむ2匹と子まりさ2匹が洞の中で座っていた 「「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!!」」」」 元気よくゆっくりしていってねをする子ゆっくり達 「ゆっ!ゆっくりしていってね!!どこにってたのおちびちゃん?あまり心配させないでね!ぷんぷん!!」 子ゆっくりたちはそう言う母れいむの顔を見ると、笑顔でれいむの側までやってきてす〜りす〜りした。 「おきゃーさんだーいしゅきー」「ゆっゆ〜♪」「おきゃーしゃんのほっぺゆっくちゆっくち」「しゅりしゅり〜」 子ゆっくりたちは一斉に甘えだす。れいむは「ゆっ くすぐったいよおちびちゃん♪すーりすーり」 れいむの顔は先ほどと違ってとても幸せそうな顔をしている。 「とってもゆっくりできるおちびちゃんたちだね!ゆっくりし「「「「ゆぎゃあああああああああああああああ あああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」ゆゆ!!!びっくりしたよ!!」 子ゆっくりたちは一斉に苦しみ始めた。餡子を吐き出し、その丸い身体をグネグネと捩りながら苦しみ出す。 「「いじゃいよ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙ぎゃあ゙あ゙じゃあ゙あ゙あ゙あ゙ん゙!!!たじゅげじぇええ」」 子ゆっくり達の身体が分泌された脂汗にぬらぬらとてかり、髪の毛が一斉に抜け始め、まむまむに相当する場所が黒く炭化し始めてきた。 「おちびちゃんだぢどぼじだの゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!?まりざあ!!?まりざあ!助けてよ!!おちびちゃんたちが!!」 悲鳴を上げた後れいむは最愛の夫であるまりさに助けを求めるがまりさはどこにも現れない。 子ゆっくりたちは全身が薄く焦げ、変わり果てた姿となり、プルプルと震えているだけの丸い物体となっている。 「まりざああああ!!!おちびちゃんたぢがああああああああああ!!!!ゆっ!!」 れいむは洞に差し込む光が急に少なくなったことに驚き、洞の内側から外をみるとそこには 笑う人間さんと・・・見るからに強そうな犬さんが・・そして生気の抜け、目の焦点が合っていない最愛のまりさが・・・洞の前に差し込む光をさえぎる形で立っていた。 絶望感がれいむを襲う。 「おちびちゃんにげてえええええええええええええええええええええええええ!!!!!!」 れいむは夢から覚めた。全身に寝汗がびっしょりとついていた。未だ気分が悪い。 仰向けのままあたりを見回す。どうやら土に掘ってある洞の中らしい。ゆっくりにしては大きい洞でとても住みやすそうであった。 「気づいたのねれいむ。外傷らしいところは無さそうだし、ただの疲労でしょう。安心していいわよ、むきゅ。」 洞の奥から発せられた声。仰向けに寝かされていた身体をグネグネと捩りながら起こし声の主を探す。 そこにはぱちゅりーが居た。れいむよりも二回りほど大きい。おそらく長生きした個体なのであろう。 そして地面を見てみるとれいむの下にはおふとんさんがひいてあった。 それはれいむの尋常ではない量の寝汗により湿り気を帯び縮みきっている。 「ゆぅ・・ここは・・」 「ここはドスが率いる群れの巣の一つよ。あなたは群れの近くで倒れてたのを発見されてここまでもってきたのよ、むきゅ。」 「ゆぅ・・・介抱してくれてどうもありがとうね・・・」 「どういたしまして。むきゅん。でもお礼ならドスと運んできてくれたゆっくりに言ってね、むきゅん。」 れいむは何かを思い出したようにハッする仕草をしたあと、周りをキョロキョロと見始めた。 「ねえぱちゅりー。おちびちゃんたち見なかった?」 「あの飾りのない子たちの事ね?あの子たちなら今は群れのれいむが世話をしてるわ。安心してね。今連れてくるわね。むきゅん。 待っている間にこれ食べておいてね。子持ちなんだから遠慮しないでね、むきゅん。」 そういうとぱちゅりーはバインバインと跳ねながら洞の外へいってしまった。 ぱちゅりーの子持ちという言葉にはっとするれいむ。上を向いてみると茎があり、それにはたった一つ、実ゆっくり(れいむ種)が付いていた。 れいむは他の実ゆっくりが人間さんにゆっくり出来ないことをされて潰れたのを「ゆ゙ぅ゙」と言って思い出す。 寝ている間あまり食べてなかったせいで実ゆっくりは頬がコケて、かなり痩せ細っていた。 その表情は実ゆっくり特優のうっすら笑顔を浮かべている寝顔ではなく、何かに苦しんでいるようなそんな表情であった。 「ゆゔ?!おちびちゃん!!ゆっくりしていってね!?今ごはんむーしゃむーしゃするからねっ!」 れいむはぱちゅりーが食べてといった食べ物を急いで口にする。 「むーしゃむーしゃ・・・・・し・・し・・しあわせーーーー!!!?」 長い間食べ物を口にしていない、空腹による美味しかったというだけではない。どれもれいむにとってそれ自体がごちそうであった。 干し野イチゴや干しイチジク、木の実さんに芋虫や虫さんや野菜さん。どれもとてもゆっくりできた。 バクバクバクと普段ならばれいむ一匹ではとても食べ切れない量をすぐに完食してしまった。 「ゆふー とってもおいしかったよ!」 実れいむを見上げてみると先ほどまでの苦しそうな寝顔は無くなり、とても安らかな顔つきになっている。 そしてゆっくりではあるが、目に見える速度でゆっくりと膨らんでゆく。栄養(餡子)行き渡っているのだろう。それを見てれいむはゆっくりできた。 「待たせたわねれいむ」 ぱちゅりーがれいむのところに戻ってきた。その後ろにはれいむが二匹おり、 その二匹は大きな葉っぱを口を使って担架のようにし、子ゆっくり(作者には判別不能であるがその内訳はれいむ種1まりさ種1)二匹を運んできた。 二匹の子ゆっくりは、未だ寝たきりであり、黒く炭化したまむまむと髪の毛の状態(ハゲ)はそのままであった。 しかし、全身焼けただれ、黒っぽくなっていた肌は少しだがゆっくり本来の肌色を取り戻していた。 「ゆうっ!おちびちゃんたち!!ゆっくりしていってね!!!」 といい、れいむは二匹の子ゆっくりにすーりすーりをする。 とするとどうだろう。子ゆっくりたちの肌はまだカサついてはいるが、元のフニっとし、すべすべな肌を若干ではあるが取り戻していた。 「おきゃーしゃん!ゆっくちしていっちぇにぇ!!まりしゃはもうだいじょうぶだよ!ここの群れはとってもゆっくちしてりゅよ!」 あれだけの怪我を負い、元気が無くしていたまりさが元気を取り戻したことに驚くれいむ。 「れいみゅのごはんも用意してくれてとってもゆっくちできたよ。しあわせ〜だったよ。ゆんゆん。」 「むきゅん 子ゆっくりたちの状態が酷かったから秘伝のお薬をつかったのよ 大分よくなったみたいね。むきゅん。 まだ完治はしてないけど栄養のあるものを食べさせていればもっとよくなるわ。」 「この辺りはドスの管理もあって、とっても食料が豊富で、えいよーのあるものがたくさんあるからゆっくりできるよ」 と運んできたれいむが言う。 母れいむは子ゆっくりたちを見ると若干前よりも大きくなり、そしてぷっくりとしていると感じた。全身火傷で失った肌の艶も少しではあるが出てきている。 完治も夢じゃないかもしれない。えいよーのあるゆっくりしたものを食べさせてもらったんだなあと思う。 どうやらこの群れは見ず知らずのれいむたちにとてもとても手厚い介抱をしてくれたようだとれいむは理解した。 人間にあれだけ酷いことをされ、傷つき落ち込んでいた心に親切にされたという事実が浸みわたりれいむは涙が自然と出てきた。 「ゆゅゅ・・・ありがとおぉぉ・・ほんとにありがとね・・れいむ うれしいよ とってもゆっくりできるよ・・・」 この暖かい気持ち 「ゆっくり」だ。それを感じながられいむは「ゆんゆん」と泣き始めた。 「むきゅん。別に当たり前の事をしただけよ。困った時はお互いさまでしょう?」 照れながら言うぱちゅりー。 そんなぱちゅりーを見ながられいむは子ゆっくりに聞こえないようにそっとある質問をする。 「ねえぱちゅりー・・・髪と・・・その・・まむまむは治るかな・・」 「むきゅう・・・髪は時間がかかるでしょうが治ると思うわ。むきゅん。 でも・・まむまむはむきゅん、正直に言うわ。 治らないわ・・・肌と違って、秘伝のお薬を使っても、まむまむは手の施しようがなかったのよ。ごめんなさいね・・・むきゅう・・」 ぱちゅりーはそう言って少し残念そうにうつむいた。 「そっか・・・ごべんでぇ・・おちびちゃん・・・・・守ってあげられなくて・・・ゆ・・ゆぅ・・・・ゆえええええええん」 またれいむは泣き始めた。もうおちびちゃんたちは胎生出産をすることができなくなってしまった。まだ蔦を使ってでの出産は可能ではあるが、 我が子の不憫さにどうしても涙が出てきてしまう。 「お取り込み中のところちょっといいかな?」 ゆぅゆぅ泣いているところに、の太い声が聞こえた。 どうやら洞の外から発せられた声のようだ。声の主を確認するためにれいむは洞から顔を出す。 そこには洞には到底入りきらないようなサイズのまりさ・・・ドスがいた。3メートル近くはあるだろうか。羆もびっくりなサイズである。 穏やかな顔とは裏腹に身体中には歴戦のものと思われる傷跡が無数にあった。 「ゆぅ!ドスだね れいむたちを助けてくれてありがとね とても感謝してるよ! ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね、れいむ。ここは人間さんから貸してもらったドスたちのゆっくりぷれいすだよ。群れのみんなから聞いたけど大変な目に遭ったんだってね。 れいむさえよければ子供たちの傷が治るまで居ていいからね。」 れいむの顔がパァっと明るくなる。ここはなんてゆっくりしたところだろうかとれいむは思う。 「ありがとうドス。子どもたちもとってもゆっくりできてるよ。ドスのおかげだよ」 「どういたしましてだよ、れいむ。ところであの子ゆっくりたちの傷って、やったの人間さんでしょ?」 突然今回の悲劇の核心を突く言葉に顔を硬直させるれいむ。 「でい゙ぶだぢばな゙に゙も゙じでな゙い゙の゙に゙・・・・・・い゙ぎな゙り゙人間ざん゙が・・・ゆ゙ぅぅぅ・・・酷い゙ごどを゙・・・ゆぅぅぅぅ・・」 いきなり泣き出し、嗚咽を漏らすれいむ。 「やっぱりそうなんだね。でも安心してね。ここは人間さんとの協定があるからゆっくりできるよ。ゆっくりしていってね!」 この群れは人間と協定を結んでいた。ドスはそれをれいむに説明した。 おおまかな協定内容はこうだ。 1 ゆっくりたちはマツタケやイワタケなど人間にとって高価な山の幸を広範囲にわたって探し、人間がやるように綺麗に収穫し、それを人間に献上する。 または、ゆっくりが狩れない高価な食材の位置を人間に伝えたり、綺麗な石(宝石の類)なども見つけたらそれも献上する。 2 献上する際、ドスは人間たちに群れの繁殖状況等を報告する。 3 人間は献上されている限りゆっくりを殺さない。そして人間は集落で捕まえた虫や出来そこないの野菜や野菜くず、普段食べないような木の実などを適当に渡す。 4 一つの番が子供を産むのは生涯をかけて3匹まで。それを守れないゆっくりは群れによって永遠にゆっくりさせられるか追放である。 ただし何かしらの理由で成ゆっくりになれなかった場合や災害で群れの総数が著しく減った場合にはそれは適用されない。 5 人間側が増えすぎだと判断した場合、群れでそのゆっくりを処理するか、この村の人間の縄張りの外まで連れていくか人間に渡すかのどちらかを選んでもらう。 6 人間と争いは絶対に起こしてはならない。それはこの村の人間に限ったことではない。 7 この辺りの土地は人間さんのものである。よって、ゆっくりは人間さんの慈悲でこの土地に住まわせてもらっているだけであって、 ゆっくりはこの土地がゆっくりのものであるということをいかなる場合においても主張することはできない。 8 条約が守られない場合ゆっくりはこの土地から出ていくか、永遠にゆっくりすることを選んでもらう。 などと、ゆん口調節までさせられているかなり不平等な協定内容ではあったが、守っている限りここのゆっくり達の生活は安寧としたものであった。 そして追加情報は、この付近の人間さんはここ以外の人間さんよりも気性が荒くなく、ゆっくりできるらしい。 そして、冬籠りの際の食糧援助などもしてもらえるらしい。 「ゆう?・・そうなんだ・・じゃあ、ゆっくりドスの気持ちに甘えさせてもらうね」 「ゆ!そうしてね。この群れにはまだまだ余裕があるからゆっくりしていってね。」 そう言い残しドスは自分の巣へ帰って行ってしまった。 「むきゅ れいむは今日から子供達が治るまでここに住めばいいと思うわ。丁度だれも住んでなかったから」 「ゆ!ありがとうぱちゅりー。そうさせてもらうね。」 「それじゃあわたしは自分のおうちにかえるわね。ゆっくりしていってねれいむ。おちびちゃんたち。」 「「「ゆっくりしていってね(ゆっきゅりしていっちぇにぇ)」」」 ぱちゅりーが出て行って、れいむと子ゆっくり二匹になったれいむ一家。 「おきゃーしゃん ゆっくちゆっくち」 子ゆっくりたちが母れいむに甘えてくる。れいむはそれをすりすりで返した。 (れいむたちはこれからゆっくりできる。でも・・でも・・まりさが心配だよ。きっとまだ生きてるよね!れいむ心配だよ。 おちびちゃんたちがもう少し大きくなったら探しに行くよ!だからまりさ・・絶対生きててね!) 頭に生えている実ゆっくりを見つめる。もうすぐ生まれるだろうと本能的にれいむは感じ取った。 「ゆぅ・・れいむのおちびちゃん・・安心してゆっくり生まれてね・・絶対れいむが守ってあげるからね・・・」 れいむはそう心に誓う。 それからのれいむ一家の生活はとてもゆっくりしたものであった。 子ゆっくりたちは成長し、野球ボールサイズからソフトボールサイズとなり、赤ちゃん言葉が抜け、そして肌は昔のように柔らかさとハリを取り戻していた。 子ゆっくりたちは寝た切りの状態から赤ゆっくりと同じくらいの運動量をこなせるくらい回復していた。 頭からはまばらではあるが、うっすらと髪の毛が生え始め、その色の違いによりれいむかまりさかを見分けることができる。 そして新たに生まれた赤ちゃんゆっくり。蔦に成っていた実ゆっくりの最後の生き残りである赤れいむは元気に生まれ、今は帽子のない姉たちと元気に遊んでいる。 その赤れいむはいまや家族のアイドル的存在である。れいむは赤れいむを見るたびにこのおちびちゃんをまりさに見せてあげたいと思うのであった。 「おちびちゃんゆっくりしていってね!」 「おねーちゃんゆっくちゆっくち」 「おちびちゃんたち!ゆっくりしてるね!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり(ち)していってね(にぇ)!」 子供たちは赤ゆっくりと鬼ごっこをしたり、ゆっくりごっこをしたりでとても生き生きとしていた。 「ふわあああああ〜〜〜むにゃむにゃ・・・れーみゅもうちゅかれちゃよ・・・ゆっきゅりおひるねしちゃいよ」 「ゆっ!そうだねおちびちゃん。おねーちゃんたちと一緒にお昼寝しようね!」 そういって昼寝を始める子供達。母れいむはそれを見ながらゆっくりした気分に包まれていた。 今の家族はすべてこの赤れいむが中心に回っていると言っても過言ではない。赤れいむは一家にとってはとっても愛らしく、可愛く、まるで天使のようであった。 それから子供達を起こさないようにそっと巣(仮)を出て、昼寝から覚めた後のおやつとなるものを探しに回る。 まりさのことは心配だ。しかし、今は子供達を自分の力で生きられるようにすることが先だろう。まずはえいよーのあるものをしっかり食べて成長することが第一。 れいむはそれがまりさの願いでもあると考える。 「ゆふふふふ・・おちびちゃんたち喜んでくれるかな・・」 れいむはやわらかい花を口にくわえ巣へ戻る。 巣では子ゆっくり達と赤れいむが仲良く寄り添い、ゆーゆーと言いながら寝ていた。 「ゆっくりしたおちびちゃんたちだね!れいむうれしいよ。」 れいむは子供達が起きないように静かに巣に入ったが、赤れいむはその気配に気づき目が覚めた。 「ゆぅ〜おきゃーしゃん ゆっくちおはよう!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!おちびちゃんたち!おやつもってきたよ!」 「ゆわーい」 「おやつおやつー」 「ゆっくち、ゆっくち」 子ゆっくりは花にかぶりつく。うっすらと甘い味、フローラルな香りがとてもゆっくりさせてくれる 「「むーしゃむーしゃ ゆゆ〜しあわせ〜」」 赤れいむには母れいむが噛みほぐしたものを口うつしで与えてやる。 「ゆー しあわしぇー!」 親ゆっくりも子ゆっくりも赤れいむもそこでの生活は何もかもがゆっくりできた。ずっとここにいたい。ここには「ゆっくり」がある。 だがそんなゆっくりした生活はもう終わる。 なぜなら人間が連日の仕事を終え、一家を探し始めたからである。 「ちっ、この付近にはあの糞饅頭いないっぽいな」 男は忌々しげに舌うちをし、足元に転がっている成体のゆっくりまりさを蹴り飛ばす。 ズン!!「ゆげぇ!!」 蹴られたまりさは10メートルほど先に落下した。 「まりさああああああああ!!!」 「おとおおおしゃああああああん!!」 それを見ていたれいむと子ゆっくりたちは声を上げる。 男はあのまりさの妻であるれいむとその子供達を探しに森まできていた。 その際ゆっくりを見つけては禿げた子ゆっくり二匹を連れたれいむは知らないかと聞きまわった。 知らないと答えたゆっくりはみな適度に重傷を負わされ、まむまむを割かれ、目を潰され、舌を引き抜かれた。男は子供も大人も区別なく平等にそれを行った。 今この男によって新たに捕えられた一家が男の尋問を受けている。 一家がおさんぽ(笑)中に歌を歌いながら歩いていたのを男に発見されたのだ。 一家の構成は親れいむ、親まりさ、子れいむ×3 子まりさ×2であった。 ゆっくり一家は一切拘束は受けていないが、逃げたら犬に食い殺されることを知っている。 なぜなら、この一家の親達は子供だけでも逃がそうとした。その際一番早く逃げようとした子まりさに向かって、ゆっくりでは一生かかっても出せない 速度でカツオが飛びかかり、食い殺したのであった。次にその妹であるれいむを食い殺した。 まだ子供は3匹残ってはいるが、犬による圧力で、一家全員金縛りにかかりそこから動くことができない。 「なあれいむ・・お前は知らないのか?正直に答えてくれたら助けてやるぞ。その苦しみから解放させてやる」 「ゆ・・・ゆゆゆゆゆ・・・しらないよ・・・・ほんとうに知らないよ・・・おちびちゃんだけでも逃がしてほしいよ・・・・」 泣きながらガタガタと震えれいむは男に懇願する。 「そうか知らないのか。ならこんな舌はいらないよね。こんなまむまむはいらないよね。こんな目はいらないよね」 そう言うと男は子れいむを持ち上げる 「ゆっくりやめてね!おちびちゃんを放してね!」 男はそれを無視し、子れいむに手を伸ばす。 恐怖を感じた子れいむは親に助けを求める。必死に。 「おぎゃーしゃーんたすけてえええええええええ「ブスリ」ぴぎゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!?」 人差し指を子れいむのまむまむに深く突き立てる。子れいむの全身から謎の液体が大量に分泌されぬるぬるぬめぬめしてくる。 「だいじょうぶだって!こんなのすぐ終わるんだから」 突き立てた指をぐりぐりと回し、その穴を広げ、その広がったスペースに中指も入れる。その際子れいむのまむまむは裂けた。 「いぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 指を引き抜き、手をチョキの形にし、両目に指を突き立てる。 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 「やめてええええええええええええええええええええええ!!!!?おちびちゃああああああああああああああああん!!!??しっかりしてえええええ!!!?」 「れいむおねえちゃああああああああああああああん!!!?」 指を抜いても未だ悲鳴を上げ、大きな口をあけている子れいむ。男はその大きく開けられた口に、手を無理やりその口に入りきれない手を突っ込む。 その際、口の端がぶちぶちと音を立てて裂ける。 「ゆぐぐぐっぐぐっぐうぐぐ!!!??」 たまらずさらに悲鳴を上げる子れいむ。男はその悲鳴を無視し、ぬるぬるした舌を全力で掴み一気に引き抜いた。 ブツッ!!! 「!!!!!!!????????????!!!!!!!!?????」 悲鳴は消えた。代わりに物凄い形相をしてしーしーとうんうんを撒き散らしながら、ビッタンビッタンと跳ねまわる子れいむが居た。 子れいむの周りには無理やり手を突っ込まれた事により折れたり抜けたりした歯がいくつも転がっていた。 「おちびちゃああああああああああああああああん!!!?」 今度は子まりさに同じことをしようと手を伸ばした瞬間 「やめてね!!!!!」 先ほど蹴り飛ばした親まりさが叫んだ。 「まりさ達は知らないけど、この森をあの山に向かってずっと行ったところにドスのいる群れがあるよ・・・そこなら誰かそのれいむの居場所知ってるかもしれないよ・・・ まりさ達はしらないよ・・・お願いだよ人間さん・・もう酷いことしないで・・・まりさ達を見逃してほしいよ・・・・・」 まるい身体をクニって曲げている。本人は土下座のつもりだ。 (ふむ・・・どうやらこの一家は何も知らないみたいだな・・・このままこいつらを尋問を続けるのは時間の無駄か。 ドスの群れまで行って適当に捕まえた奴を尋問したほうがいいかもしれないな) 「わかった。尋問はもうやめてやる。俺も忙しいしな。情報を提供してくれた礼だ。楽に死なせてやる・・」 「ゆへ?」 男はまりさのところまで全力で助走をつけ、渾身の力を込めて蹴りあげた。 ドグシャッ!!「ゆべっ」 まりさは鈍い音を立てて、餡子を飛び散らせながら勢いよく木に激突し爆ぜた。 「ゆ・・・・?まりさ・・・?」 「おとうさん・・・?」 「ゆっくり・・・ゆっくり返事してね・・・?」 現状を把握しきれていないゆっくり一家。 「カツオ。食ってもいいぞ」 把握する間もなく死なせてあげようとするのは男の情報をくれたゆっくりに対する僅かな慈悲でもあった。 カツオがその言葉が発せられた途端、爆発するような速度で親れいむとの間を縮め、食らいつき、右側頭部を食い千切る。 「ゆぎゅ!!?」 側頭部の皮を飲み込んだ後、餡子をひたすらガフッガフッと音を立てながら貪るカツオ。 「ゆぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!まりざあああああああああたずげでええええええええ!!!?」 「おきゃあああああああしゃああああああん!!!?」 「ゆっくりしてええええええ!!!」 恐怖と痛みにより甘みを増した餡子を美味しそうに貪るカツオ。れいむの反応が段々と小さくなり 「ゆゆゆゆ・・・ああああああああああああ・・・ああ・・・お・・・・ち・・・・・・・に・・・・・げ・・・」 餡子を食い漁られまともに言葉を発することができないれいむ。 そのれいむが最後に見たものは、 愛する「おちびちゃん」が一匹残らず脳天から男の足に踏み抜かれ、 目やあにゃる、ゆっくりの身体の所々から命の素である餡子を盛大に噴出し、 そのあまりにも短い生涯を終える光景であった。 次
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「ふたば系ゆっくりいじめ 135 れいむの失敗/コメントログ」 おうち宣言のところでちょっと笑ってしまった -- 2010-05-31 20 47 49 馬鹿ということは、不幸なことだなぁ -- 2010-06-16 04 47 03 いい話で終わるかと思ったら・・・来た!おうち宣言!愚者に相応しい末路だ! -- 2010-06-18 00 06 09 こんなれいむはコンポスで充っ分だよ!!世界の中心だと思ってるれいむには相応しいね!! -- 2010-06-19 16 10 41 主 十分面白かったですよ。 -- 2010-06-19 16 49 54 所詮はゆっくりか -- 2010-06-26 22 02 14 子ありすいい子すぎだな -- 2010-07-23 18 32 16 俺としては子ありすも虐待してほしかったな・・・ -- 2010-08-04 13 25 32 流石最底辺種と言わざるを得ないな -- 2010-08-08 20 05 38 幸せになるゆっくりはイヤですね。 -- 2010-08-26 13 34 10 おれは子ありすが幸せになってもゆっくりできるけどな ただしまりさとれいむはどんなに善良なゆっくりだったとしても 不幸のどん底に叩き落とさないと気が済まない -- 2010-08-29 01 05 42 で、どうせ家についた途端に正体を現して鬼威山になるんだろ?www 全員ヒャッハーしちゃうってオチなんだろ?www とか思ってて本当すいませんでした -- 2010-09-13 23 14 45 おうち宣言してゴミ箱へ、良い気味だwww -- 2010-10-01 21 52 51 虐待はゲスだけで十分 -- 2010-10-02 00 24 57 いいやゲスも善良も須らく虐待です。 -- 2010-10-02 02 39 41 良い話オチでクソッと思ってたらこのありさまだよw -- 2010-10-03 17 00 17 ゲスれいむは虐待だぁぁぁーー!!ヒャッハー!!ついでにレイパーは皆殺しィィィ!!! -- 2010-10-24 02 45 52 れいむ馬鹿だ いきなりお家宣言 そしてゴミ箱いり そのまま死ね!!!!! -- 2010-11-05 17 13 02 やっぱりゲスは制裁・善良な奴は幸せにって話が一番ゆっくりできるね -- 2010-11-05 19 19 25 すごく・・・良い話です・・・・・ -- 2011-03-05 00 47 50 こういう善良なゆっくりを俺は虐待してえんだよなあ・・・ でもこれ良いSSだな。ゆっくりできる。 -- 2011-03-05 00 58 46 いい話で終わるかと思ったら… さすがゆっくり、やっぱりゆっくり 面白かったよ! -- 2011-03-23 00 26 47 ヒャッハー!ゴミれいむにゴミの処分をさせるのは最高だぜぇぇぇぇ!!! -- 2011-10-25 15 27 20 いい気味だ -- 2012-03-20 18 12 49 霊夢本人がかわいそうだよ -- 2012-04-30 17 30 52 レイパーの解釈はうけいれられないわーぁ この時点で、おにいさんカルト宗教でもやってるのとか思った -- 2012-08-03 22 30 38 兄さん流石だね、所詮ゲスはゲスだったんだ、ゆっくりできたぜ -- 2012-12-14 16 08 01 所有、れいむは、ゲス…無様なもんだ… -- 2013-03-30 10 21 57 所詮、ゲスはゲスなのだ! -- 2013-05-09 20 18 50 ヒャッハー!!!!れいむは消えろ~~~~~~~!!!!! -- 2013-05-29 07 10 30 ヒャッハー!!!でいぶは消毒だぁ!! -- 2013-09-25 11 17 17 やっぱれいむはお馬鹿なゲスでゆっくりできないんだねーわかるよー -- 2013-10-28 02 16 50 この霊夢はめちゃくちゃげすだ。お兄さんはいいことした -- 2015-08-12 19 19 09 ハッピーエンドに見せかけて、ちゃんと汚饅頭が酷い目に合うところがゆっくりできるね‼ -- 2015-08-20 23 10 18 ヒャッハー!!でいぶは消毒だー! -- 2015-10-19 23 35 13 他のゆっくりのうんうんを餌にすればよかったのに・・・流石愛で尾に胃酸!優しい! -- 2015-10-19 23 37 50 殺さないからまだ優しい -- 2016-01-24 16 25 29 つまんね センスねえから二度と書くなよ低学歴くんwwwwww -- 2016-04-29 23 24 33 虐待されているアリスを優しく迎えたのはok!だけどでいぶへの虐待はダメダメですでももっと厳しく虐待すれば 良くなります!応援しています頑張って!+(長文駄文ごめんなさい!) -- 2016-05-08 20 06 22 子ありす可愛い!れいぱーじゃなくてよかった! 糞でいぶは体を引きちぎられて死ねばいいのにw 頑張ってください!(^O^)/ -- 2016-06-02 15 58 38 子ありすが優しくて可愛い!あんなに反吐が出る酷い罵倒や虐待を受けたのにあのどうしようもないあんなドゲスで無能なれいむ達を家族と思っているのだから。 作品名忘れたけど、あの子ありす思い出すな……。そういや親れいむだったような……。このれいむほどドゲスで無能じゃなかったな……。 お兄さんが凄いカッコ良かったです。お兄さんの言葉でれいぱーの印象が変わりました。 私はれいぱーをただ自分の欲求を満たして、自分に似たありす種の子供を不幸にする醜悪なゆっくりだと思いましたがお兄さんの「ありすは孤独なゆっくり達に赤子を与えてゆっくりさせているコウノトリなんだよ? 」って言葉を聞れいぱーの印象が変わりました。 れいむ種って、改めて本当に愚かな種族だなと認識しました……。 所詮れいむ種なんて、自分に似たれいむ種の子供にしか愛情を注がないし、似てない子供はこの作品のれいむみたいに産まれてすぐ殺したり虐待したり餌は与えずのけ者にしますから。 目的の相手と結婚するために、事故に見せかけて自分の子供を殺した親失格の最低のれいむも見ましたから。 基本れいむ種なんて、自分がゆっくりする事しか考えないクズで、自分がゆっくりする為なら自分の子供ですらあっさり道具にして利用し切り捨て、他者を利用し何か問題があれば全ての責任を他者に押し付け自分は被害者気取り……反吐が出るクズですので。 更に食べ物にありつけたり、死の危険が迫ると自分がゆっくりするために家族や子供を平然に見捨てる存在する価値ゼロの生ゴミですからね。 たぶんお兄さんの言う通り、親れいむは危険が迫ると絶対に子供を見捨てますね。 「まりさやありすが死ぬと悲しむ人が多少出るが、 れいむが死ぬとみんな喜ぶ」が分かります。どうしてあんな存在する価値ゼロの生ゴミが生きてるんだろう……。 子ありすは幸せに生きて、れいむ親子は無様で不幸に生きてて本当に良かったです。 そのまま苦しんで死ねばいいのに……。 人違いかもしれませんが、おねにいあきさんってまさか「ちゃいるどまざー 」を描いたおねにいあきさんですか? -- 2016-11-23 13 52 07 れいぱーに似た子を可愛がれないのはれいむがゲスというより当然な気がするんだけどな…… ゆ虐界ではよく見るけどそれでゲス認定ってのが理解できないな -- 2017-03-02 00 34 06 謝る必要ないよ。ちゃんと面白かったよ! -- 2017-03-07 07 28 13 面白かったよ -- 2017-10-23 01 53 11 れいむ種はゲス因子が強い(開口一番お家宣言w)、なのにコンポストとして置くなんて、なんて優しいお兄さん・・・! ありす種はレイパー化しなければ普通。(といっても、すぐにレイパー化するから去勢したほうがいい) まぁ、ハッピーエンドで良かったです。 ↓×4 長過ぎwwウザイったいww内容ほとんど関係ないしww投稿前にゆっくり長考してくださいww -- 2018-01-03 09 37 06 「俺の嫁ゆっくり」と「俺と霊れいむとお袋」見た後だとれいむがウザい 冬風 -- 2018-12-11 22 58 15 ↓↓どぼじでぞんなごどゆうのお!ごれはどってぼゆっぐりでぎるssざんなんだよお‼︎ -- 2023-03-13 17 51 01
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※小ネタです。 ※独自設定あり。 ※めずらしく直接虐待です。 「加熱」 必殺引篭り人 「だっ!だじゅげっっっ!ごぼぼぉぉぉ!?ぐっぐぐるじっぃぃぃぃごぽぉぉぉ!!!?」 子れいむが叫ぶ。ゴボゴボと溺れながら。 「ぼ、ぼぉだみぇっっっ!じっじぬぅぅぅ!」 浮き沈みをしながら、それでも元気よく叫ぶ。 「あ、あじゅぃぃぃごぼっっ!!ごぼごぼぉぉぉ!」 沸騰したオレンジジュースの中で、子れいむのダンスは続く。 思いつきは簡単なことで、オレンジジュース溺死をアレンジできないかな、というものだった。 虐待鬼威惨指南書『今日のゆ虐 365 日レシピ集』を見ていた時、基本ゆ虐の中に紹介されていた 溺死のバリエーション、その1つがオレンジジュース溺死。 溺死寸前でオレンジジュースにより回復させられ、長時間苦しめられると書かれていた。 それにもう一捻りを加えたい。そこで考えたのが加熱だ。 しかし素のゆっくりでは、いくらオレンジジュースとはいえすぐに皮が破けてしまうだろう。 そこでゆっくり用のグッズショップに行き、買ってきたのが耐水スプレー。 よく靴やズボン、スカートなどに吹きつけて雨を防ぐアレのゆっくりバージョン。 帰り際にとっ捕まえた子れいむにまんべんなく吹きつけて準備完了。 ぼちゃん。透明なガラス製の深なべに子れいむを投げ入れる。 「ゆ゛っ!なにしゅる…、おみじゅしゃんだぁぁぁ!とけりゅぅぅぅ! …?あめっ!これめっちゃあめっ!ぺーろぺーろ!うめっ!」 点火スイッチを押す。シュボッ! 「…ゆー?なんだきゃぽーかぽーかしちぇきちゃよ!しゅごくゆっくちできりゅよー☆ ゆーんゆーん♪ ゆっくちーのひー♪まっちゃりーのひー♪しゅっきりーのひー♪」 火力を上げる。 「…ゆっ!?にゃんだきゃあちゅくにゃってきたよ!おれんじじゅーしゅしゃん!れいみゅを ゆっくちさしぇてね!れいみゅ、あちゅいのはきりゃいだよ!ぴゅんぴゅん! …どぼじでもっどあちゅくなりゅのぉぉぉ!?あ、あじゅいぃぃぃ!」 オレンジジュースを大量投入。 「…ゆっ!あちゅくなくなっちぇきちゃよ!ようやくれいみゅのえらさがわきゃったの!? ゆっくちしにゃいではんしぇいしちぇ…ごぼぉぉぉ!? ごふっ!?お、おれんじじゅーしゅしゃっ!お、おぼりぇりゅ!ごぼぉ!??」 火力を最大に。 「ま、まちゃあちゅくごぼっごぼっ!だ、だじゅけっ…! お、おぼりぇりゅっ!ぼふっ!!」 溺れる姿をしばし堪能する。 このままだと終わりも近いので、すこし手助けをしてやる。 「頑張って飲み干せば助かるぞ?」 「!!れ、れいみゅのっごぼっ!!じゅーばーごーきゅごぼぉぉぉ!だいみゅー! はじまりゅごぼぉぉぉぉ!」 無駄な口上で死に一歩近づく。これもまたまんじゅうクォリティ。 「ごーきゅ、ごーきゅ!ごぼぉぉぉ!!!」 もちろん飲んだ程度で減るような量ではない。なべはかなり大きい。子れいむの容積 では到底収まりきらない量のオレンジジュースが煮立っているのだ。 「ごーきゅごーきゅ!どぼじでへらにゃいごぼぉぉ!?あじゅいぃぃぃ!!」 滑稽なダンスを踊りながら、子れいむは泣く。 それでもオレンジジュースの力は偉大で、子れいむを生かし続ける。 それがたとえ沸騰したオレンジジュースでも。 「おぐぢがあじゅいぃぃぃ!ごぼぉぉお!!」 所詮はまんじゅう、やけどなどするはずもない。まあオレンジジュースを飲み続ける限り、 怪我はすぐに治る。 特効薬を飲みながら死のダンスを踊り続ける。希望と絶望を伴いながら。 これはどうしてなかなか美しいじゃないか。 「ゆ゛っっ!ゆ゛っっ!ごぼゅっっ!」 30分ほど煮詰めると、いい感じに壊れてきた。フィニッシュだ。 ガラス製のふたをする。温度が一気に上がり、ゴボゴボと沸騰するオレンジジュース。 「ゆ゛っっ!ゆ゛っっ!ゆ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ーーー!!」 完成。子れいむのオレンジジュース煮。 「さて、次の獲物をおびき寄せますか。」 なべの中身を庭の真ん中あたりに撒く。 美味しそうにゆだったまんじゅうに引き寄せられるのは、どんな野良かな。 「次は何で煮ようかな。砂糖醤油か、それともいっそ酢にするか。」 料理を考えるように、僕は次のゆ虐レシピを思い描いた。 感想はこちらまで。 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274853162/ 過去作品 anko1870 駆除なんて簡単だ anko1597 きっかけは小さな事 anko1526 初心者お兄さんのコンポスト anko926 鬼威惨の、目指せ金バッジ! anko755 れいぱー対策 anko711 不良品の証 anko670 エコを目指す加工所 anko658 真実を知るということ anko650 モチモチを生かして anko611 おかされいむ anko565 ゆ身売買 anko478 れいむはよげんしゃ anko334 ゆっくりできない理由 anko301 子まりさの反乱 anko265 どすすぱーくをうつよ! anko260 人間の畑だと説得してみよう anko227 陰口 anko181 効率化の道 挿絵:エアあき 挿絵:にとりあき
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autolink 硬鎧の群れ/Scute Mob (緑) クリーチャー ― 昆虫(Insect) あなたのアップキープの開始時に、あなたが土地を5つ以上コントロールしている場合、硬鎧の群れの上に+1/+1カウンターを4個置く。 1/1 《硬鎧の群れ/Scute Mob》をGathererで確認 《硬鎧の群れ/Scute Mob》をGoogleで検索 《硬鎧の群れ/Scute Mob》が使用された大会 取得中です。 カードテキスト転載元:Wisdom Guild様 2011 / 10 / 30
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anko3300 何もしない 赤ゆ編 【虐待】【挿絵】 anko3301 潜むモノ 【虐待】【挿絵】 anko3302 ヤツあたり 【いじめ】 anko3303 まりさ伝説 【ギャグ】 anko3304 まりさのゆっくりぷれいす 【いじめ】 anko3305 お花を食べたいよ 【観察】 anko3306 ゆん生最悪の日のまりさ 【ギャグ】 anko3307 間違い 【小ネタ】 anko3308 お兄さん検証中 【虐待】 anko3309 まりさの…… 【虐待】 anko3310 priceless 【制裁】【挿絵】 anko3311 夕暮れと不平等な世界 【虐待】 anko3312 れうこくろりぐる 【虐待】 anko3313 声だけ 【虐待】 anko3314 山桜 anko3315 最強のれいむかあさん 【虐待】 anko3316 おぉ、まんじゅうこわいこわい 【ギャグ】 anko3317 さくらさんはゆっくりできる 【観察】 anko3318 ドスまりさの討伐 【ギャグ】 anko3319 好みは人それぞれ 【愛で】 anko3320 ゆっくり対策課駆除班おねえさんの月火水 【いじめ】 anko3321 ひまわり anko3322 まりさつむりに関する研究 【観察】 anko3323 ゆっくりれみりゃ加工所 【虐待】 anko3324 存在価値 【虐待】 anko3325 お菓子をあげるよ 【いじめ】 anko3326 聞いてどうするの? 【いじめ】 anko3327 虐待15年目 後編1 【制裁】 anko3328 金魚鉢 【制裁】 anko3329 愛でて虐めて愛して意地悪 【愛で】 anko3330 HENNTAI達の日常~メスブタの家出~(前) 【愛で】 anko3331 HENNTAI達の日常~メスブタの家出~(後) 【愛で】 anko3332 れいむと俺 【愛で】 anko3333 ジグゾーパズル(前編) 【制裁】 anko3334 ジグゾーパズル(後編) 【制裁】 anko3335 少女とゆっくり 【虐待】 anko3336 誕生日パーティー 【制裁】 anko3337 奇祭! ゆんやー祭 ゆっくり絶叫シリーズ03巻 【制裁】 anko3338 変なゆっくり 【愛で】 anko3339 その嘘ホント 【制裁】 anko3340 おかんのゆっくり駆除再び 【小ネタ】 anko3341 ふつおた 【小ネタ】 anko3342 テンプレ的自滅シークエンス 【小ネタ】 anko3343 HENNTAI達の日常~駄メイドの休日~ 【愛で】 anko3344 ゆ虐に目覚めたすいか 【制裁】 anko3345 仏の顔も三度まで 【制裁】 anko3346 家族愛だってさ 【虐待】 anko3347 道路さんはゆっくりできない 【いじめ】【挿絵】 anko3348 もコンロ 【虐待】 anko3349 ベトベトするよ 【いじめ】 anko3350 素晴らしきこの休日 【小ネタ】 anko3351 卵ゆっくり 【いじめ】 anko3352 ゆっくりを潰しちゃだめじゃないか! 【小ネタ】 anko3353 たーみれいぱー 【虐待】 anko3354 れいむがなんかおかしい 【小ネタ】【挿絵】 anko3355 ゆっくりを捕まえてみる 【小ネタ】【挿絵】 anko3356 親バカれいむのスパルタ教育(後編) 【制裁】 anko3357 何にもなれなかったありす 【制裁】【挿絵】 anko3358 くらくなるまでまってね! 【虐待】【挿絵】 anko3359 検問ゆっくり 【いじめ】 anko3360 可哀想なゆっくり 【制裁】 anko3361 嫌われゲスまりさと猫のちび 【愛で】【挿絵】 anko3362 ちぐ☆はぐ! 【愛で】 anko3363 ゆっくりを飼うよ! 【いじめ】 anko3364 野生ゆっくり 【いじめ】 anko3365 ゆっくり釣り 【いじめ】 anko3366 アストロンシザーズ4 【制裁】 anko3367 人間に飼われるというのは… 【いじめ】 anko3368 ぷりぷりもるんもるん 【いじめ】【挿絵】 anko3369 最終話『ゆっくり大地に立てない』 【制裁】 anko3370 野良ゆは人間に関わってはいけないという話 【制裁】【挿絵】 anko3371 幽霊のフィロソフィア 【愛で】 anko3372 ぼくのかんがえた家ゆ 【観察】 anko3373 品定め 【いじめ】 anko3374 品評会 【制裁】 anko3375 季節の変わり目 【観察】 anko3376 はるごもり 【観察】 anko3378 まりちゃは最高のゆっくり 【制裁】 anko3379 親の罪は 【制裁】 anko3380 ゆっくりウェスタン【挿絵】 anko3381 理由 【小ネタ】【挿絵】 anko3382 その台詞は言わせない9 【虐待】 anko3384 玩具のまりさ 【虐待】【挿絵】 anko3385 ちぇんはがんばった(飼いゆ編) anko3386 ちぇんはがんばった(野良ゆ編) anko3387 助けてやるよ 【いじめ】 anko3388 ラストチャンスは永遠に 【考証】 anko3389 こうまかんの食卓 【愛で】 anko3390 ゆっくりアメジョ 【いじめ】 anko3391 たんぺん 【小ネタ】 anko3392 だんしんぐ一家 【小ネタ】 anko3393 死のゆっくりウォーク 【虐待】 anko3394 タイムカプセル 【小ネタ】 anko3395 調教師さんのいちにち anko3396 どうでもよかったりする 【小ネタ】 anko3397 どくしょ 【観察】 anko3398 ゆっくりの秘密 【考証】 anko3399 ゆっくりアメジョ2 【いじめ】
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※俺設定 ※むしゃくしゃしてやった ※反省はしていない れいむの歌を聞けぇぇえ!!! とある大都市、夕暮れ時の駅前にて・・・ 「ゆっくりしていってね!!!」 「「「ゆっくちちちていっちぇにぇ!!!」」」 れいむと3匹の子れいむが駅の入り口の前で、 ゆっくりフードの空き缶を置いて、にこやかに笑っていた。 このれいむたち、風貌を見ると、 ボロボロの髪、泥に汚れた肌、ドス黒く濁った瞳、 まさに典型的、野良ゆっくりである。 恐らく、彼らの普段の日課はゴミ漁りあるのだろう。 最近、ゴミ漁りをしていると、 よく出食わした人間に殺されるゆっくりたちを見て、 効率の良い餌の取り方はないかと、考えていたのが、この親れいむである。 れいむは、昨日、衝撃が走った。 夕暮れ時の駅前で、 ボロボロの服を着て、ボロボロのギターを抱えたメガネをかけた青年が、 れいむからすれば、とてもゆっくり出来ない歌を歌っているのに、 人間から拍手された上、たくさんのお金をもらっているところを見た。 れいむ種は、比較的、ゆっくりたちの感覚では、 とてもゆっくり出来る上手い歌を歌えるという風に自他共に思われている。 当然、このれいむも例に漏れず、自分はあの青年よりも、 もっと上手くゆっくり出来る歌を歌えるという自負があった。 それにれいむは、あのみすぼらしい格好の青年より、可愛いし、 何より、可愛い3匹のおちびちゃんたちがいる。 これならば、あのゆっくり出来ない青年のファンを横取り間違いなしだと、 値踏みして、ゴミ置き場からゆっくりフードの空き缶を拾い、 ここにやってきたのだ。 さらに、れいむは、餌にありつけるだけでなく、 人間から自分たちが歌うことによって、たくさんの拍手に囲まれて、 尊敬される姿を思い浮かべると、気分がよくなってきた。 あまあまをたくさんもらえる上に、尊敬もされる。 れいむは、今、自分がとてつもなく崇高な存在に感じたのであった。 「ゆっ!!!これからかわいいれいむたちがおうたをうたうよ!!!」 「にんげんしゃんはゆっくちかんしゃしちぇにぇ!!!」 「おれいはあみゃあみゃしゃんかおきゃねしゃんでいいにょ!!!」 「このきゃんきゃんのなきゃにたくしゃんいれちぇにぇ!!!」 どうやら、子供たちも、同じ考えであるようだ。 親も親なら、子も子ということか。 「ゆふん!!!かわいいれいむたちのびごえによってもいいのよ!!!」 「「「ゆっ!!きゃわいくちぇごみぇんにぇ!!!」」」 まるで人間を見下し方のような表情のれいむたち。 「それではゆっくりうたうよ!!!にんげんさん!!!かんどうのあまりないちゃだめだよ!!!」 「♪ゆゆゆゆ~ゆっくりしていってね~」 「「「♪ゆっくちちていっちぇにぇ~」」」 れいむたちの歌声は、それはひどかった。 雑音、いや、雑音に失礼だ。 汚い音、いや、音に失礼だ。 振動する空気が可哀相だ。 空気に含まれるすべての成分は、耐え難い屈辱により、 振動して、音を発しているということだ。 この世に神々が物質を作り出したというのなら、 どうして空気にこれだけの苦行を与えるのか・・・ そう思えるほどのひどさであった。 人通りの多い駅前で、 みな一様に急いでいるため、そんなれいむたちの歌声を、 当然ながら、一切聞こうとしない。 それどころか、不快に思い、顔をしかめて、通っていく者たちが、ほとんどであった。 みな、汚物を見たくないかのように、 わざと視線を逸らして、通り過ぎていく。 もちろん、れいむたちの前に置いているゆっくりフードの空き缶に、 何かを入れる聴覚障害を持った者など皆無である。 「♪ゆゆゆのゆ~ゆっくりして」 カランカランカラン・・・ 駆け足気味のサラリーマンが、慌てていたあまり、 れいむたちの前に置いてあったゆっくりフードの空き缶を蹴り飛ばしていた。 「ゆ~!!!どぼぢでぞんなごどずるのおぉおぉ!!!」 れいむは顔を真っ赤にしてサラリーマンの方に向かい、頬をプクーと膨らませた。 が、サラリーマンは、れいむの方を振り返りもせず、気づいた時には、人ゴミの中に消えていった。 「れいむたちのおうたがうまいからってしっとしないでね!!!」 「ゆっくちできにゃいにんげんしゃんはゆっくちちね!!!」 「にんげんしゃんにはれいみゅたちのおうちゃのよさをりきゃいできにゃいんだにぇ!!!」 「お~あわりぇあわりゃ!!!」 もう、すでにそこにいるはずもないサラリーマンの悪口を言い続けるれいむたち。 ペッ!!! 髪を金髪に染めた不良少年が、れいむたちに向けて、唾を吐きかけた。 彼からすれば、路傍に落ちているゴミクズに唾を吐いただけであった。 「ゆべぇええ!!!きたないぃいぃ!!!!」 「どぼぢでしょんにゃこちょしゅるのぉぉぉお!!!」 「れいみゅたちはゆっくちちてるにょにぃいぃ!!!」 「ゆっくちあやまっちぇにぇ!!!」 今度は、不良少年に向けて、文句を言い出した。 が、当然、不良少年も、れいむたちの声が聞こえてないかのように、 通り過ぎていった。 「ゆぅうぅうぅうぅう!!!!どぼぢでだれもきいてくれないのぉぉぉおおぉ!!!」 「ゆぅうぅう!!!きいちぇにゃくちぇもいいきゃらあみゃあみゃしゃんをよこちぇ!!!」 「れいみゅたちはきのうきゃらにゃにもたべちぇないんだにょ!!!きゃわいしょうでしょ!!!」 「れいみゅたちをゆっくちしゃせないにんげんしゃんはゆっくちちね!!!」 歌を歌うという趣旨から、いつの間にか、物乞いに代わっていたれいむたち。 『なあ、お前たち・・・」 「「「「ゆっ!?」」」」 昨日のボロボロの服を着た青年であった。 汚らしい格好とは裏腹に、メガネを通して澄んだ瞳がキラキラと輝き、 爽やかな表情であった。 『どうして・・・お前たちは歌を歌うんだい?』 「ゆふん!!!ばかなおにいさんにはわからないんだね!!!」 「あみゃあみゃしゃんをたべりゅためだにょ!!!」 「しょんにゃこちょもわきゃらにゃいにゃんちぇ!!!ばきゃなにょ!!!」 「おにいしゃんでいいきゃら、あみゃあみゃしゃんをもっちぇきょい!!!」 青年は、ふぅと溜息を付き、 『・・・だから誰もお前らの歌なんか聞いてくれないんだぜ・・・』 と、れいむたちを見つめた。 「なにをいってるの!!!れいむたちはゆっくりしたいんだよ!!! ゆっくりりかいしてね!!!」 青年を睨みつけるれいむ。 『ゆっくりしたいだけなら、歌うだけでもゆっくり出来るぜ?』 青年は再びれいむに問いかけた。 「れいむたちはおなかいっぱいあまあまさんをたべたいんだよ!!! にんげんさんからはくしゅをいっぱいもらいたいんだよ!!!」 『そんなモノ、ゆっくりじゃないぜ!!!』 青年はれいむに向かって、叫んだ。 『オレがホントのゆっくりを見せてやる!!!』 青年は道行く人々の足を止めるほど大きな声を上げた。 すると、青年は、近くにあったベンチに立って、 『オレの歌を聞けぇぇぇぇっぇえええぇええええ!!!!!』 数分後 青年の周りには、大勢の人が集まっていた。 みな、彼の歌を聞き、みな口ずさみ始めた。 「ゆぅうぅううぅ!!!!!どぼぢでれいむたちのうたはきいてくれないのぉおぉおおぉお!!!」 れいむたちは、顔をはち切れんばかり膨らまして、怒りを露にしている。 『いました!!!あそこです!!!あの目障りなヤツは!!!』 突然、ある男性が駅員を連れてきた。 れいむたちは、あの男性が、青年のことを目障りなヤツと指差していると思い、 「おじさん!!!はやくあのゆっくりできないおにいさんをどっかにおいはらってね!!!」 「れいみゅたちのおうちゃがうちゃえにゃいにょ!!!」 「しょんにゃこちょよりはやきゅあみゃあみゃしゃんをもっちぇこい!!!」 「どぼぢでだれもれいみゅたちのおうちゃをきこうとしにゃいのぉぉお!!!」 ピョンピョンと飛び跳ねだした。 『あ~すみませんねぇ~』 駅員は、手にしていた籠にれいむたちを入れ始めた。 「ゆっ!?なにをするのぉぉぉおぉお!!!!」 「「「ゆぅ~おしょらをとんじぇるみちゃいぃい!!!」」」 『じゃあ、これから加工所に送っておきますんで・・・』 と駅員は、男性におじぎした。 「ゆっ!?かこうじょ!?」 「「「かきょうじょはゆっくちできにゃいぃいいぃいい!!!」」」 籠の中のれいむたちは物凄い勢いで泣き始めた。 「おじさん!!!あのおにいさんがめざわりだよ!!! はやくれいむたちをここからだしてね!!!!」 と、駅員に懇願するれいむ。 『まあ・・・あれもホントは規則違反なんだが・・・ 何だかなぁ・・・あれは邪魔しちゃいけない気がするんだよ・・・ あそこまで上手いとなぁ・・・』 と、苦笑いの駅員。 「ゆううぅうぅ!!!どぼぢでぞんなごどいうのぉおぉ!!! でいぶだぢばぁぁああ!!!ゆっぐりじでるんだよぉおぉ!!!! あんなおにいざんなんがよりぃいいい!!!! もっどおうだがうまいんだよぉおぉおぉおぉおおおおぉおお!!!!」 半狂乱で叫び続けるれいむ。 『お前らは汚物だから・・・』 吐き捨てるかのように言い放った駅員。 れいむたちは、ノリノリで歌い続ける青年を籠の中で、恨めしそうに見続けていた。 れいむたちの方が上手いのに・・・ れいむたちの方がゆっくりしているのに・・・ どうして・・・ そんな風にれいむたちは、悔し涙を流しながら、加工所行きの収集車に乗せられて、 青年のゆっくり出来ない歌をいつまでも聞いていた。 終わり あとがき 作者の趣味に走りました。 批判は覚悟の上です。 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ふたば系ゆっくりいじめ 200 長寿と繁栄を・・・後編 ふたば系ゆっくりいじめ 221 FFR ふたば系ゆっくりいじめ 230 本気で勝てると思ってたのか? ふたば系ゆっくりいじめ 231 長寿と繁栄・・・完結編 ふたば系ゆっくりいじめ 236 ユグルイ その6 ふたば系ゆっくりいじめ 243 死すべき生物 ふたば系ゆっくりいじめ 250 ゆっくりSSをれいむに読ませてみた ふたば系ゆっくりいじめ 263 飾りの価値は 起 ふたば系ゆっくりいじめ 265 飾りの価値は 承 ふたば系ゆっくりいじめ 283 飾りの価値は 転 ふたば系ゆっくりいじめ 286 飾りの価値は 始 ふたば系ゆっくりいじめ 292 時をかけるまりさ 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 299 時をかけるまりさ 中編 ふたば系ゆっくりいじめ 304 時をかけるまりさ 後編 ふたば系ゆっくりいじめ 309 時をかけるまりさ 完結編 ふたば系ゆっくりいじめ 319 ありす 都会に行く
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れいむとおねえさん 27KB 虐待-普通 理不尽 都会 現代 anko871修正 ゆっくりとしたお食事のお話。変わり種 ・ほぼ一人対一匹で構成されています ・回想分多目 ・言い回しがHENTAI臭いかもしれません ・改行多い希ガス ================================================== 土曜日、朝9時。 休日にしてはやけに早い時間に外出した家の主が、胸元に大きな箱を抱えながら帰宅した。 幸せそうな顔をして家の扉を開けた主の、その胸に抱えられている箱は持ち主の細身に似合わず、 バースデーケーキを一回り大きくした程度のサイズを誇っている。 そして家の主は扉から中に入り、鍵を閉めて小さな部屋へと移動する。 日陰に当たるその部屋は薄暗く、どこか鬱屈とした空気を抱えている様にも感じられた。 部屋着なのか、黒のスウェットに着替えた家の主はそっと、 緑のごく薄いカーペットが敷かれた部屋の中央に箱を置く。 ごそり、と入れ違いになっているボール箱の蓋を開くと、そこには 一匹のゆっくりれいむが入っていた。 真っ暗な視界が解かれた、亜成体サイズの赤いリボンを纏ったゆっくりは、 薄暗い部屋にも関わらず眩しそうな顔をして周囲を見渡し、 目の前に人物を見つけるとお決まりの挨拶をした。 「──ゆ。 おねえさん、ゆっくりしていってね!!!」 「ふふ、ゆっくりしていってね」 れいむにお姉さんと呼ばれた人物は、セミロングの柔らかな黒髪を揺らしながら ゆっくりれいむの挨拶に実に優しげな笑顔で返答をした。 「…おねえさんはゆっくりできるひと?」 女性は、見上げて質問をしたれいむの目線に合わせる様に屈んで その顔をれいむの前に出し、腕を組んでその上に頭を置いた。 「ねえ、あなたにはどう見える?」 「…ゆゆっ、とってもゆっくりしてる!」 「ふふ、そう言って貰えて嬉しいわ」 そっと視線を元に戻すと、お姉さんは組んだ腕を解いてれいむの頭を優しく包む様に撫でる。 頭を撫でられるれいむは、本当に本当に嬉しそうな表情で目の前のお姉さんに撫でられるがままに体を任せた。 「れいむ、ずっとおねえさんといっしょにゆっくりできる?」 とても明るい笑顔で、ゆっくりれいむはお姉さんに尋ねる。 「ええ、ずっと一緒よ」 とても優しげな表情で女性はれいむの問いに答える。 れいむは、とても嬉しそうに女性の手にすりすりと頬を寄せた。 女性はそれを見るとにこやかな笑顔を浮かべてれいむを撫でる手をそっと右かられいむの体に回し、 左の手をその反対側に添えると優しく、それは優しくれいむを抱き上げた。 「ゆっ、おそらをとんでるみたい」 「幸せ?」 「うん、れいむしあわせ! とってもしあわせだよ!」 女性は抱き上げたれいむを頬に寄せ、幸せそうな表情のれいむにむにむにと 頬を寄せ、精一杯頬ずりをした。 「ゆゆっ、おねえさん、くすぐったいよー。 すーり、すーり…おねえさんのほっぺ、すっごくすべすべだね! おかーさんみたい! …ゆ、おかーさん… …れいむね、おかーさんのことわからないんだよ…」 女性の頬ずりを受けてくすぐったそうに身をよじったれいむだったが、ふと寂しそうな表情を浮かべる。 「れいむね、ひとりぼっちだったんだよ。 おねーちゃんも、おかーさんもいなかった。 たくさんたくさんひとりぼっちだったけど、だれもいなかったの。 たくさんたくさんさがしたけど、れいむひとりぼっち。 でもね、でもね! おねーさんがいるからさみしくないよ! もうれいむ、ひとりぼっちじゃないの! ゆっくりできるの、ゆっくり!」 暗い表情で話すが、途中から興奮気味になってれいむは涙を浮かべた。 「そう…ずっと独りだったのね。 寂しかったでしょう。 これからはずっと一緒ね、れいむ」 「…しあわせー!」 ぎゅむ、とれいむを抱きしめるお姉さん。 れいむは、ぼろぼろと涙を流して喜んでいた。 お姉さんは、その顔を見つめる様に目の前にれいむの顔を持ってくる。 「あのね、あなたに会う為に、私ひとつのことをしているの」 …それはね、れいむ」 目を閉じると、その唇をそっとれいむのおくちに寄せるお姉さん。 「…ゆ、ゆゆっ? おねえさん、れいむ…れいむ、まだふぁーすとちゅっちゅ…っ」 女性の吐息がかかるほどに近づくと、れいむは赤面してぎゅっと目を閉じる。 おねえさん、もしかしてれいむのためにふぁーすとちゅっちゅとっておいたのかな。 おねえさんだったられいむ、ふぁーすとちゅっちゅをしてもいいな そんなことを考えながら。 それは、音もなく。 れいむは、たっぷり5秒近くをかけて、何があったのかを理解しようとした。 できなかった。 その代わりに、 痛かった。 とても痛かった。 おくちが。 うえのおくちさんが。 とても、とても。 「ひぃ………ひぃだぃ?! ぃだぃ…い"だい"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"!!!!! おね、ざん………? ひぇいむ、いだいよ?!!ど、じで…どう"じで!!!」 ────────────────────────────────── ただ、少し。 ほんの少し、他の人と違うだけ。 モノを食むのが好きだった。 子供の頃、よく犬の耳を軽く食んでは汚いと怒られた。 解剖の授業が好きだった。 鼠の解剖の際、他の女子が皆顔を逸らす中で、 彼女だけは、抑えようのない高まりを覚えていた。 観察が好きだった。 一日中蟻の行列を眺めていることも、それを邪魔することも楽しかった。 最初にゆっくりを見た時は、奇妙なモノだと思った。 人間の顔にそっくりで、人間の言葉を喋る。 次にゆっくりを知った時、今までにない好奇心を覚えた。 総て食べられる素材。それでいて、野生に生きることもできる。 彼女が普通に生きる中で秘めていた何かが、覚醒したのを感じた。 ────────────────────────────────── 目の前のれいむが、目を丸くして、驚愕の表情を浮かべて。 ゆっくりと、己の失った部分と、私の顔を交互に見詰めた。 上唇の一部と共に、ごっそりと失った、 右上の歯の並んでいた場所を。 齧った、餡子と飴の混じったモノを がりごり と音を立てて噛む。 まるで甘みのない餡子は、どう頑張ってもお世辞の言葉を言えない程に味気が無かった。 "幸せ"な状態のゆっくりは、甘くない。 ふと思い出した言葉を反芻しながら、白くて硬めの飴を舐め、噛み砕く。 ほんのりとした甘みは、飴としては少々さっぱりしている物だろう。 「…どうして? どうしてなのかしらね。 …ごめんなさい、わからないわ。 でも、大丈夫。あなたはずっと私と一緒に居られるから。 私の中で、私の身体と混じり合って」 れいむは、痛いのだろう。 その底部、"あんよ"と呼ばれる部分をぐねぐねとひっきりなしに蠢かせながらしかし、 目線を私に合わせながら、数秒間、涙を出さなかった。 「や"っ、や"っ…や"だよ"ぉ"…ひぇいむば、ゆ"っ ぐり、じだい"よ" おで、ざんど、い"っじょに" い"、っじょに」 「なりましょう? 一緒に。 私と」 「ぢがう、ぢがうよぉぉぉ! ぢがう! ひぇいむば、 ゆ"っぐぢ、おでえざんど! い"っじょに"、い"ぎだいよ"ぉ"!!!」 「ごめんなさいね、れいむ。 私はあなたを吸収して生きるから。 あなたに会う為に、昨日のお昼から何も食べないで我慢しているの 残すことなく、あなたは私と一緒になれるから」 「いやだぁぁぁ!!! おがあざんんんん!!! おでえぢゃんんん!!!」 とうとう、大粒の涙を流して大声で泣きだすれいむ。 その体を掴む手の指に力を入れ、そのもちもちの饅頭肌に突き立てていく。 ぷつりと、鷲掴みにする様に立てた指が肌色の中へと吸い込まれる。 「や"だぁ"ぁ"ぁ"!!! ひぇい"ヴ、ひぇいぶは! ごれ"がら"! ゆっぐりいぎdぅぅぅぅぅぅぅぅぅ ずるり。 二度目のキス。 大きく舌を出しながら泣くれいむの、その舌を包む様に口に入れていく。 そして、ギリギリまで引っ張ると歯を立てる。 千切らない様に、しかし舌を引き戻せない様に。 れいむの眼を上目に見ると、元々大きい瞳を更に溢れんばかりに大きく見開き、ぶるぶると震えている。 これから何をするかがわかっているのだろう。 これから、自分がどうなるかがわかったのだろう。 瞳は絶望に凍りついて、先程までのれいむと同一ゆっくりだとは思えない程に苦痛に歪みきっている。 これが、ゆっくり。 友人に見せて貰った同じ種類のゆっくり。 あれとは違う。 私の、私だけの。私の為だけにこのゆっくりは居る。 この瞬間の為に。 これから、私に食べられる為だけに。 背筋を、ぞっと冷たい何かが走った。 初めての感覚。 どんな快感とも違う、熱くて冷たい感情。 絶望に凍りついたれいむの瞳には、口を三日月形に歪ませた、得体の知れない表情をした何かが映っていた。 ぶちり。 「──~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!! ~っ!!! ~~~~~ッッッ!!!」 瞳が、一層大きく見開かれた。 思い切り、上下の歯を降ろしたのだ。 れいむの舌が、本来の持ち主から私の口へ移った。 まるで、柔らかなガムを噛みちぎった様な感覚だった。 髪の毛に餡子が付くことも厭わず、餡子が噴き出す口を閉じた唇ごと、顔の下方を使って封じ込む。 喉の奥まで詰まった舌。器用に奥の方のみを千切り飲み干すと、ざらざらとした感触の袋の中に 甘い甘い、とても甘い餡子が詰まっている。 ぶつ、ぶつり。 舌という大きな餡子袋を噛む度にれいむの瞳が見開かれ、そして砂糖水が私の頬を伝って落ちてゆく。 ざらりとした皮の感触、そして甘い餡子の味を舌に刻みつけながらひとくちひとくちそれを飲んでゆく。 そしてその総てを喉の奥に流すと、顔をれいむから離して口を開けて見せつける様に舌を出す。 れいむは、舌を失いただただ餡子の海と化した口を大きく開いて泣いていた。 ────────────────────────────────── 「ゆっきゅちちちぇいっちぇにぇ!!!」 れいむが生まれたのは、薄暗いところだった。 うとうととした幸せな眠りから覚め、何度も何度も眠りの中で練習した挨拶を、 大きな声で最大限の幸せを込めて言ったのだ。 きっと嬉しそうな顔をした、おかあさんとおとうさんに聴いてもらうために。 誰の返事も返ってこない。 ずーっところころ転がって自分が落ちた場所も、何の変哲もない床だった。 周りを見渡しても誰もいない。 一番先っぽに居たれいむと同じ茎に居たおねえちゃんも、 にっこり笑って挨拶してくれるおとうさんも、 愛しい娘を生み落し、泣いて喜んでくれているおかあさんも。 れいむは精一杯泣いた。 泣いても誰も来なかった。 泣き疲れて、お腹が空いたことに気が付いた。 幸い部屋の中は温かく動きやすいため、ぴょこぴょこ跳ねてご飯を探すと、 すぐに柔らかくすり潰された何かを見つけた。 緑色をしたそれは甘苦く、美味しかったが同時に寂しい気持ちを誘った。 誰もいない。美味しいのに、幸せじゃない。 「むーちゃ、むーちゃ…おきゃーしゃん…おちょーしゃん…」 れいむはぼろぼろ泣いて、いつの間にか眠っていた。 ─────────────── れいむは、ずっと同じ場所にいた。 誰も話しかけてくれるものはなく、話をする相手もなく。 やることと言えば、部屋にあるチューブから水を飲むかぼーっとしているか、 お腹が減る時間に定期的に落ちてくる黒いあまあまを食べるかだった。 そんな毎日の中で、れいむはふと画期的なことを思いついた。 「れーみゅにおとーしゃんとおきゃーしゃんがいにゃいにょはれーみゅがおちびちゃんだきゃら きゃもしれにゃいよっ!!! ゆっきゅりれーみゅはおとにゃのゆっくちににゃるよ!!!」 れいむは知らないだろう。 れいむが毎日食べているあまあまはゆっくりの知恵の塊だと。 れいむが、大人と子供の違いを知ることができたのは、ゆっくりの知識を喰っているからだと。 その中に、生殖能力が衰えた自分の父親だったものが入っていたということも。 「ゆっくちちていってね!」 「ゆっくし!ゆっくち、ゆっくてぃ、ゆっく…」 「ゆっくり! ゆわぁぁぁい!!! ゆっくり! ゆっくりちていってね!!! …ゆ?」 「ゆっくりちていってね、…ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってねぇぇぇ!!!」 答えるモノがいないにも関わらず、れいむは練習を続けた。 いつか誰かが気づいてくれるかもしれないと。 きっと、誰かと一緒にゆっくりできるかもしれないと。 れいむが「ゆっくりしていってね」と言えるようになってからたくさんの時間が経ったあと、 れいむのご飯がいつもと違うものになった。 しっとりしていて真っ黒だったいつものご飯ではなく、つぶつぶで丸いものだった。 いつもよりも甘くて、酸っぱくて、とてもおいしかった。 「むーしゃ、むーしゃ、ししし…しあわせーーーー!!!!!」 目が覚めると、れいむは凄く狭い所に居た。上の方を見ると小さな穴から光が見えた。 今までの環境と比べて、圧倒的にうるさい環境だった。 色々な声が、音が、曲が聞こえてくる。 世界を知らないれいむにとって、小さな箱への不安感よりも広がる世界への期待感の方が遥かに大きかった。 小さな穴から箱に詰め込まれる緑の葉っぱは、最初に食べたあのペーストを思い出させたが 甘み、そして瑞々しさがあってとても美味しかった。 その日から数日後、れいむはまた落ちてきた真っ白さんを食べた。 眼が覚めると、がたがたと揺れる箱の中だった。 そして、一緒にゆっくりしてくれる人と出会った。 れいむの努力が実り、夢が叶ったのだ。 そう思っていた。 ────────────────────────────────── れいむは泣いていた。 何が何だか、わからなかった。 ただ、お姉さんがれいむを食べようとしているということはわかったのだ。 広々とした草原を跳ねて、美味しいご飯を食べて。 綺麗な花を見て、滑り台さんで遊んで。 たくさんたくさんお話をして、時々たっぷり怒られて。 …れいむは、生きてお姉さんと一緒にゆっくりしたいのに。 そう訴える為の舌は、もうない。 「せめて、痛くない様にしてほしい」 そう伝える為の言葉さえ、もうれいむの口から二度と出ることはないと嫌でも気が付いた。 もう、喉の奥からは餡子と唸るような音しか出ない。 喉の奥の方の舌の付け根だった場所から溢れる餡子は、 れいむが頑張って手に入れた大人の声が溢れて消えていく様で、体の痛みに狂う思考の中で 更に、強い精神的な痛みを与えていった。 ────────────────────────────────── 大きく口を開け、餡子をぽろぽろと流しながら泣くれいむ。 そっと、再度顔を近づけていくと、流石にそれが危険信号だと覚えたのだろう。 ぐりゅんぐりゅんと指の刺さったあんよが大きくうねる。 ふう、と小さく溜息を吐くと、お姉さんはその両脇にてれいむを抱えている腕を捻り、 れいむの肌に突き刺した指を捩ってれいむの暴れるあんよが顔と向き合う様に傾けた。 そのまま、カーペットにれいむを背を下にして置くと両手の指をれいむの肌から抜く。 ぶちゅり、と音をたててれいむから指が離れる。 べっとりと顔に付けた餡子を拭うこともなく、ぺろりと指を舐めると、 お姉さんはれいむが起き上がれない様に足でリボンの辺りを抑えると あんよに手を当て、例えれば白玉を作る様にOKマークの形に丸める。 ぷっくりと、団子の形に膨れるれいむの底部。 その周囲が皺を作りながらぐにぐに動く中で動きを封じられたその部分を、 そのまま捻って千切り取った。 「~~~~~~~!!!! っ!!! ~!!!」 びくん、とれいむの全身が大きく痙攣する。 お姉さんも驚いて同時にびくり、と体を強張らせたが直ぐに戻ると、 「駄目じゃない、人を驚かせちゃ。 悪い子にはおしおきをしないといけないわ」 歪な笑顔で皮ごとれいむの口の中にあんよ団子をねじ込んで口を閉じた。 更に数回、れいむの底部が不器用な水玉模様になるまで千切ってはれいむの口に入れ、 千切っては入れを繰り返した。 「しっかり食べ物は噛まないと」 お姉さんは太腿でれいむの体全体と底部を抑え、 最後のあんよ団子と共に右手をれいむの口の中へと突っ込んだ。 「はい、もーぐ、もーぐ」 声に合わせて右手をれいむの口の中でぐるぐると動かしていく。 最早、口と言うには広い範囲、れいむの下半分をぐるぐるとかき回す。 れいむは眼を飛び出さん限りに見開き、充餡で真っ赤にしながら びくびくと体を震わせている。 少々力加減が強い様で、お姉さんが腕を何度も回している内に れいむの歯は総て抜けきって、体の餡子と混ざってしまっていた。 「もーぐ、もーぐ、はいおしまい」 ぐるぐると回していた腕を最後は強く押しつけ、 皮を破って髪へと腕を貫通させてから引き抜いた。 お姉さんが抑えていた為、出餡量は未だ致死量に達してはいないが、 体中の餡子をかき回されて己の歯とは言え異物を混入されたれいむは時折痙攣をする程度まで弱っていた。 しかし、お姉さんはその様子を気にすることさえなく、餡子塗れの脚を立て、 れいむの前で膝立ちになる様な格好で座りこむ。 体を締め付けていた脚から解放されても、れいむは微痙攣を続けるばかりで 大きな動きをして餡子を多く零す様なことは最早不可能な状態まで消耗している様子。 お姉さんは、それを見てふと思い出した様に零れ落ちた餡子をできるだけ れいむの口に突っ込んでから、急いで部屋のドアからキッチンへと駆けていった。 ────────────────────────────────── そんな隠れた嗜好とは裏腹に、彼女は普通の人生を歩んでいた。 普通の中学校に進学して、入った部活の陸上に打ち込んで。 高校ではお洒落を覚え、彼氏が出来た時期もあった。 今は専門学校へと進んで、色々な知識を身につけつつ、バイトをしながら一人で生活している。 そんなある日、ゆっくりが現れた。 日常の中に突然入り込んできた幻想の存在。 人語を喋り、動く饅頭。 無数の生物学者がそれに挑んで華々しく散って行った。 最初は腫れものの様な扱いを受けていたゆっくりだったが、その中身が暴かれて 圧倒的な繁殖力を見せつけると、あっという間に人間の暮らしに溶け込んでいった。 食品であるそれを利用したビジネスを行う団体。 それを反対する愛護団体。 ペットとして育てる人。 ───────────────── 様々な人が居るということを知ったのは、 ゆっくりが世に知れ渡ってからしばらく経った日のことだった。 人の頭に似ているというそれをなんとなく気味悪がって、私はそれに興味を持っていなかった。 そんな私にゆっくりを紹介してきたのは、大学のさほど仲の良い訳でもない普通の友人だった。 「…ゆっくり? それってあの生首みたいな奴だっけ」 「それそれ。 気持ち悪いって言う人も居るけど、結構可愛いんだ」 パック・ドル・バーガーというハンバーガーショップ、大学の近くにある、 学生に優しい値段がウリのファーストフード店。 その中で興奮気味にそう言った金髪の友人は、ゆっくりの簡単な説明が載っている本を鞄から取り出して 私に向かってぱらぱらとカラーのページを捲って見せた。 その本には、ゆっくりの種類の説明やペット・野生種の生態等が描かれていた。 その中でも、巣穴を掘って生活するゆっくりの姿が今でも印象に強く残っている。 その日、私は初めてゆっくりのことをもう少し知りたいと思った。 ────────────────────────────────── 急いで冷蔵庫へと向かうと、私はゆっくりを買う前に用意しておいたオレンジジュースのパックを 手に取って再度れいむの元へと向かった。 れいむの元へと戻ると、れいむは口を上にした体勢のまま、濁った眼を半開きにして震えていた。 その濁った瞳が動いて私の姿を捉えると、餡子が盛られた口を動かしてなにごとかを伝えようとしたが、 それが何だったのかは理解できない──しかし、その濁った眼が作る表情が、 それを心…と呼ぶべきなのかはわからないが、その底から伝えようとしていることを感じさせた。 私は、その必死な瞳に応えるため、れいむに近づいて持ってきた2リットル入りパックに入った オレンジジュースを、まずはその穴だらけのあんよ全体に撒き、うっすらと膜が張るのを見届けると 餡子塗れの口の中へとパックの口を傾けていった。 れいむに舌があったなら、その甘みを感じて幸福感に包まれるのだろう。 だが、れいむには味を感じる舌はない。追い打ちをかける様に、 その舌があった部分の奥にはぽっかりとそれがあった証拠である穴が開いている。 オレンジジュースの酸味が、その大きな傷穴に染み込んで痛みとなる。 体力を回復する為の甘味は、痛みの緩和の前に追加の痛みを与えていった。 ────────────────────────────────── 私が、その世界を知るに至るまでにはそう時間はかからなかった。 最初は、ゆっくりの生態や飼い方といった一般的なものを。 オレンジジュースで回復し、その需要が一気に増えたということ。 その次は、それらの社会に与えた影響等を。 そして、ゆっくりを愛する人間を──その中のちょっとした会話の中から。 "あいつらの行動は信じられない。同じ人間などではなく、あれは地獄の鬼ではないか" 地獄の鬼、人間ではない。 そう呼ばれた者が、その理由が知りたかった。 どんな所業をすれば、どんな行動をすれば。 そんな風に、呼ばれるのだろうかと。 ──────────── それは、張り手の様だった。 目覚まし時計の音の様だった。 あの本で、満面の笑みを浮かべていた赤リボンのゆっくりが。 金色のバッジを付けて、恥ずかしそうな表情を浮かべていた黒帽子のゆっくりが。 ぼろぼろになっていた。 大きな口を開いて泣いていた。 そんな大層なことではない。 その世界を知った後ならば、毎日見ていてもおかしくはない様なものだ。 その底部を真っ黒にして、上半身を伸ばして動こうとしている写真だった。 それは、私の瞳に焼きついた。 がん、と大きな音を鳴らして、私の中でその世界をもっと見たいという気持ちを 強く、強く湧き起こした。 …それが、たった1週間前。 2日の休日は、資料や動画を見ることで消えていった。 不眠不休。 ただただ、心の奥底から湧いたその感情を燃やしていた。 ──その次の日、学校へと向かった私の顔はくまが酷くて見られたものではなかった、 と友人には言われてしまった。 その日の授業は、眠気に勝てずに総て睡眠時間として消化された。 その日、私は帰路の総合スーパーでゆっくりがどう売られているのかを見に行った。 ゆっくりの入手の手段としては、ペットとして購入するか食品として購入するかの どちらかが最適な様子だった。…野生のゆっくりも居るには居るが、 都心にはまだあまり増えていないという所と、清潔感に欠けるという理由から避けることにした。 ──ゆっくりの売り場は、食品売り場の隅の方に大きく取られていた。 袋売りの小さなゆっくり…子ゆっくり、赤ゆっくりと呼ばれるものだ。 それらは量に対して割高な上、今回の予定に当てるには小さすぎてすぐに終わってしまうだろう。 対して、大きなゆっくりは箱売りで売られていた。 "純粋養殖" 生まれてから今まで、ずっと大地や他の個体などに触れることなく育てられた。 徹底的に汚れを排除し、食用を主として消費されるためのゆっくり。 私は、最初に連れ帰るゆっくりをどう扱うかを心に決めていた。 それに叶うゆっくり。これならば、私の思う通りにできるだろう。 私は、そのハンドボールサイズよりも一回り小さい箱を見つめ、決意を強めた。 ────────────────────────────────── れいむはかなり弱ったままではいるものの、体力は大きく回復した様子である。 体の震えはなくなり、口を閉じたまま──人間で例えるなら肩で息をするように、大きく顔を揺らしていた。 その瞳は濁ったままだが、確実に目の前のお姉さんを見つめ続けている。 まるで助けを乞う様に、そのままこの凶行を止めて欲しいと願う様に。 お姉さんは、先程と同じ様にれいむの前に座り込むと、れいむを抱き上げる。 目線は合わせずに、天井の方を向けたままで目を瞑る。 「~~~~~~、~~~~~"~"~"~"!!」 れいむは、お姉さんに抱き上げられると、怪我を治される前よりも遥かに大きく ガクガクと震えて口をぱくぱくと開けたり閉じたりして唸り声を上げている。 嫌だ、嫌だ、止めてくれ、とでもいう様に。 れいむの頭に付けている赤のリボンがお姉さんの目線と重なった。 お姉さんはそこで手を止めると、目を開いた。 今度は、とめどなく涙をこぼしているれいむの瞳を上から見下ろす様に。 優しくも、氷よりも遥かに冷たい目線をたっぷりと焼き付ける。 れいむは、その瞳を大きく開ききった目で見つめる。 お姉さんの顔とれいむの顔が近付くと悪夢が起きる。 れいむの小さな小さな知識の中に、それだけは強く植え付けられていた。 れいむが、大きく口を開く。 三度目のキスは、その大きく見開かれた瞳に向かって。 その瞳に唇が触れる一瞬前に、間一髪でれいむは瞳をぎゅっと閉じることに成功した。 その唇が優しく瞳に触れてすぐに離れた。 皺を寄せて閉じられた目の周りに、ぺろぺろと舌を這わせる。 その皺を撫でる様に、時折伸ばす様に。 動物の親が子を舐める様な、優しい舌遣いで。 何度も、何度も。 そして、その瞼をこじ開けた。 例えそれが柔らかい舌とは言え、人間の力に饅頭の力が叶う筈もない。 れいむの、左を司る瞳が真っ暗になり、その白玉に歯が突き刺さった。 溢れる涙はまるでシロップの様。白玉を通してお姉さんの口に移り、ごくりと喉を鳴らす。 成す術もなくその瞳を蹂躙されるれいむの耳に、変な音が聞こえた。 くつくつと。 小さく続くその音は、目の前の──そう、本当に"目の前"の唇から洩れていた。 ごくり、ごくりと鳴る喉の、その間隔の間を縫う様に。 くつくつ、くく ふふふふ… れいむは、ふるふると顔を横に揺らした。 その瞳が痛むことも厭わずに。 目の前にあるものはお姉さんなんかではないと、れいむはようやく気付いた。 もっと別の、狂った何かだった。 痛みよりも、恐ろしかった。 目の前の何かが。その瞳が。その行動が。 だから、突き立てた歯と一緒にその目が引き抜かれても、 れいむは何も言うことができなかった。 …尤も、何を言おうとしたとてまともな声にさえならなかったのだが。 ────────────────────────────────── シロップに満たされた白玉は、まるで蕩けるような食感だった。 ひとくち齧ると外側の少し硬い部分がぷちゅっと潰れ、中からどろっとした液体が流れ出す。 小麦粉だとか、そういったものを溶かしたような流動体。 あまりに溢れるものだから、少し零してしまったけれど──とても美味だった。 もうひとつの瞳に口を近づける。 れいむは、もう反抗をしてくることはなかった。 ただ瞳を強く瞑り、口を閉じるのみ。 その強く瞑られた瞼に歯を当てた。 びくんと一度、腕の中のれいむが跳ねる。 どこにそんな力を残していたのか。 思わず落としてしまいそうになったが、なんとか一瞬バランスを崩す程度で済んだ。 瞼ごと半分に噛み千切った目だったもののれいむに残った側から、 大量のシロップと共に先程の白く濁った流動体が流れる。 本来の涙であるシロップよりもリアルな涙の様に、ゆっくりと下へと流れていく流動体。 それはまるでれいむの諦めを示す様に、どろりどろりと流れて 白い線と陥没した半球体を残して、総て床へと滴り落ちた。 ────────────────────────────────── れいむの瞳から流動体が尽きるのを確認すると、お姉さんはれいむを床に置き、 不器用な白玉模様の膜が張ったあんよをお姉さんの側に、そして顔が横にくる様に寝かせた。 そして自分も、れいむのあんよに顔を向けて寝転がった。 「さあ、れいむ。 これで最後。 もう楽になれるから、ゆっくりしてね」 もう残っていない瞳と、役目を成さない瞳から大量のシロップを流すのみの反応となったれいむに お姉さんは優しく、まるで聖母のような声で語りかけた。 そして、れいむのあんよに大きく口を開いて齧りついた。 何度目かわからない大きな痙攣。 特にそれを気にすることもなく、手でれいむを抑えつけてどんどん齧りついていく。 れいむのあんよの中心から、まるで掘り進む様に。 餡子の海に、その顔を沈ませてゆく。 餡子と一緒に歯だったものを一緒に飲んでも、そのまま、れいむの中へと齧り進んでゆく。 時折、埋まりかけた顔をれいむから離してぷはぁ、と大きく息を吸うと再度れいむの中心の穴を広げてゆく。 その顔が餡子で濡れても、髪に餡子がたっぷりついても。 頭までたっぷり入りこんだ頃、特に粘度も甘みも、旨みも強い部分に辿り着いた。 舌を出してそこを軽く突くと、永遠にゆっくりしかけているれいむの体が強く弾かれた。 それを確認すると、大きく口を開いて、 中枢餡を大きく齧り抜いた。 大きくばん、とれいむの体が跳ねるとお姉さんの頬に、強く打たれた様な刺激が襲った。 それきり、れいむが動くことは二度となかった。 ────────────────────────────────── そこからは早かった。 中枢餡を食べ尽くすと一旦顔を外に出して手で顔に付いた餡子を軽く拭って、 ぶつぶつと音を鳴らしながら髪の毛ごと頭皮を喰らい、結んであるリボンを外して 後ろ半分を全部平らげて奇妙な餡子皿の様な形となったれいむだったものを見ながら、 布を食用にした様な食感のリボンを一口で食べる。…正直、これはあまり美味とは言い難かった。 そうして後ろ側を全部平らげると餡子皿を裏返し、穴の開いたデスマスクを下から食べきった。 頭や体、服に付いた餡子も指で掬い取って口へと運び、 そうして最後はこのために敷いた新品のプラ製のカーペットの上にこびりついた、 餡子と砂糖水を丁寧に舐めとると、放心したような表情でその上に寝転がった。 奇妙な達成感の様なものが、体中を支配していた。 しばらくの間、その感覚に体を任せてぼんやりと寝っ転がっていた。 ────────────────────────────────── そのまま直行でシャワーを浴び、部屋を掃除して餡子塗れの服を洗濯にかけた所で漸く時間を確認した。 既に、午後1時を回っていた。 ──4時間。 たっぷりと待ちに待っただけあって、言いようのない満足感に包まれながらドライヤーをかけた。 ────────────── ドライヤーを終わらせて携帯電話を開くと、10時頃に幼馴染の親友からのメールがあった。 "京華、今日の午後開いてる? バイトなくなったから、ゆうかの散歩がてら ついでに新しいプランターが欲しいから付き合って貰えたら凄い嬉しいんだけど…" かちかちかち、と片手で返信を打つ。 "いいよ。 ちょっと今日は寝坊しちゃったけど…何処で待ち合わせる?" ──断っておくと、私には普段から悶々とゆっくりをこんな目に遭わせたいという気持ちがある訳じゃない。 たまに、ほんのたまに現れる欲求を満たしてくれるだけで良いのだ。 その為に準備するもの以外には、こんな感情を持つことはきっとない。 もしかしたら、ペットにする為に飼うことだってあるかもしれない。 ────────────── 親友のゆうかは可愛かったな、だとか、どんな服を着て行こう、だとか。 すぐにそんな普通の思考へと考え事はシフトされていった。 ◆いろいろ ・お姉さんの名前は亜根 京華 ・狂気+お姉さん からもじってみたりしています。 ・ゆっくり普及直後位なので都会ゆっくりは未だほぼ目につかないレベルです 実は餡庫の方ではぬえの方で2点程SSをうpしておりますが、狩りろだ初投稿です。 お腹が減った状態でバスに乗っていたらふとゆっくり喰いたいという方向で アイデアが浮かび、いつの間にやらこんなHENTAIちっくなSSになっていました。 複数を虐待すると普通に15KB前後にはなるんですが、1匹相手でやると滅茶苦茶大変でした。 改行多い等、改善点が多いかもしれませんが、色々教えて頂けたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。 「ゆっくりよんだらかんそうさんをきかせてね!!! あまあまでもいいよ!!!」 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ヤンデレお姉さんww -- 2018-01-04 12 15 41 霊夢は黙ってれば可愛いのになあ…と言うか早苗さん虐も見たい(切実) -- 2017-11-12 12 39 40 なんか饅頭食ってるSS読んでるだけなのにカニバリズムの小説読んでる時と同じ感覚が… -- 2012-07-02 14 56 04 このお姉さん全体的になんかエロぅい -- 2011-08-20 06 30 16 これめっちゃおもしれえ!!最高にQNQN出来たよ!! 生きながらにジワジワ食いちぎるとかゾクゾクしますねw 私だったらゆっくりの悲鳴を楽しみたいので舌は最後の方までとっておくかなw -- 2011-07-20 13 11 17 ↓禿同 「おねえさん、もしかしてれいむのためにふぁーすとちゅっちゅとっておいたのかな?おねえさんとなられいむ、ふぁーすとちゅっちゅしてもいいな…」 ………………………………………………………キモすぎる死ね! -- 2011-01-16 15 50 37 最初にいきなり媚びはじめたれいむに生理的嫌悪をおぼえた -- 2010-10-29 17 14 40 お、おいしそう -- 2010-08-13 22 52 59 無残に潰されずに、饅頭本来の役目を果たせたんだ、もっと自分を誇れば良いよ、れいむw -- 2010-08-05 02 47 17 踊り食い見たいなもんか? -- 2010-08-05 02 08 45 このお姉さん…なんだか私と似たような匂いがするな… 敢えて言うならゆっくり捕食フェチ? -- 2010-07-29 01 41 44 歪んだ愛なんだねー!分かるよー! -- 2010-07-19 14 12 43 虐待お姉さんの亜種ってことじゃね。 -- 2010-07-13 10 04 28 わけがわからん。 -- 2010-06-12 14 50 50
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昔なつかしゆっくりれいむ 02 作:YT 月曜日。ゆっくりがもそもそと起きて来て、朝日に向かって元気に叫んだ。 「ゆっくりしていってね!!!」 それを見ていると何かむらむらしてきて、洗濯物を入れるバケツを持って来てゆっくりを放り込んだ。 ぼすっ。 「ゆゆっ? 出られないよ? ここはどこ?」 丸い体がすっぽりはまって、動くに動けないゆっくり。 真上から見ると、赤い髪飾りが左右に回転して面白い。 ぐるぐるぐる。ぐるぐるぐる。 けれどもぐらぐらやっているうちにバケツごとごろんと転がって、今度は頭にかぶっちゃった。 「なにするの! れいむおこるよ! やっつけるからね?」 叫んで激しくぴょんぴょんと跳ねる。けれどもそれぐらいじゃバケツは外れない。 そのうちれいむは動き出したけど、のそのそ走っては壁にぶつかり、跳ね返ってはクッションに埋まっちゃった。 のそのそのそ……ゴンッ! ふらふらふら……ドサッ! よろよろよろ……バサバサッ! 最後のは本棚にぶつかって振ってきた本に埋まった音だ。 にっちもさっちも行かなくなったれいむは、とうとう泣き出した。 「ゆああああ、ぜんぜんうごけないよ! れいむもうおこったよ! ほんとうにゆるさないからね! やっつけてやるよ!」 ドサドサ、バサッ、ばたんばたん! 暴れまくったけれど、本をどけることは出来なかった。 そのうちに動きが止まって、変な声が漏れてきた。 「ゆううぅぅぅ……ゆううぇぇぇぇぇぇん……」 泣いちゃった。その後もれいむはずーっとめそめそ泣いていた。 三時間ぐらいしてから掘り出してみると、涙の後をつけたまんま眠り込んでいた。 火曜日。エサ皿を前にしたゆっくりが、ぱああと顔を輝かせて言う。 「ゆっくりいただきます! むーしゃ、むーしゃ……しあわせー!」 それを見てるとまたむらむらしてきて、私はエサ皿を持ち上げた。 へにょ、とゆっくりは困った顔になる。 「ゆっ? ごはんが消えたよ? どこー! れいむのごはんどこー!」 あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。 頼りない泣きそうな顔で、ごはんを探し回る。 少したってから床に下ろしてやると、遠くからそれを見つけた。 「ゆっ! れいむのごはん! もうにがさないよ!」 ぴょん、ぴょん、ぴょんっ! 元気に勢いよく飛んできたので、目の前で持ち上げた。 スーッ。 「ゆあああ! ごはん! れいむのごーはーんー!」 あっという間に泣き顔になって、必死に飛びつこうとする。 ぴょーん、ぴょーん、ぴょーん! ぼてっ。 高さが全然届かずに、ひっくり返るだけなんだけど。 「ゆううう、ゆあああ」 また泣き顔になって口を曲げたれいむは、だだをこねだした。 「れいむのごはんー! とどかないよー! ゆっくりたべたいよー!」 泣きわめきながら仰向けになって左右に転がる。 ごろんごろん、ごろんごろん。 私はそれをたっぷり見つめて、にやにやしちゃった。 それからまた、エサ皿をいったん下ろした。喜んでれいむがやってくる。 そこで電気を消して真っ暗にして、その間に取り上げた。 また電気をつけると、れいむがすごく驚いた顔になって叫んでいた。 「ゆっくり!? れいむのごはんがきえたよ! はやくでてきてね!」 出さずに焦らしていると、またまたれいむは泣いちゃった。 さんざんれいむを泣かせた後で、やっとエサを下ろしてやった。 「ひっくひっく……むーしゃむーしゃ……むーしゃ、むーしゃ!」 食べているうちに元気が出たのか、すぐにゆっくりは元の勝気な顔に戻ってた。 水曜日。妹から電動のわんこのぬいぐるみを借りて、部屋に入れた。 わんこは四本の脚を動かしてすすんでいく。 ジーコ・ジーコ・ジーコ・ジーコ……。 「ゆゆっ? ゆっくりにげるよ!」 ぴょーんぴょーん、と逃げ出すれいむ。 ジーコ・ジーコと追っかけるわんこ。 「ゆっゆっ! ゆっくり逃げるよ!」 得意になって逃げてたれいむも、十分もするともう息が切れた。 無表情のまま涙を流してへたりこんじゃう。 「ゆはっ! ゆはっ! ゆはっ! ……」 そこへじっくり近づくわんこ。 ジーコ・ジーコ・ジーコ。 「ゆゆっ? ゆっくりしていってね!!! ゆっくりこないでね!」 ゆっくりが叫んだけど、わんこが聞くわきゃない。 どんどん進んで、転がってるゆくっりのほっぺたにぶつかった。 ジーコ・ジーコ・ジーコ……ぽむっ、ジーゴ・ジーゴ・ジーゴ。 「ゆああああ! やめてね! けらないでね! けらないでね!」 ほっぺたをわんこの脚でけりけりされて、形を変えながら左右に首を振った。 ぶにぶにぶに。ぶんぶんぶん。 とっとと逃げればいいのに、わんこを避けるのに必死で逃げ出せないらしい。 それを見た私はけらけら笑っちゃった。 木曜日。 「れいむ、おいで。ブラッシングしてあげるよ」 「ゆっゆっ♪ ゆゆっ? なんだか高いよ! むこうがよくみえる!」 椅子に座って抱き上げると、見晴らしがよくなってれいむは喜んだ。 ブラッシングを始めると、気持ちいいのか、そのまますやすやと寝ちゃった。 「ゆぅ……ゆぅ……ゆぅ……」 私はれいむの髪の毛をひと房ずつ梳いてあげた。 きれいな黒髪だけど、先っちょのほうにはほこりが絡まってる。 むりもない。ずっと床の上を這い回ってるからね。モップみたいなもんだ。 取りながらほっぺをつまむ。むにむに、むにむに、とおもちの感触がする。 おもちなのに生きてるなんて……不思議だなー。 私はれいむのほっぺを両手で挟んで、正面からよーく見たみた。 眉は、ある。ピンと左右に跳ねた細いのが。 でも……なんか、人間みたいな眉毛が生えてないよ? 筆で書いてある感じだ。 「れいむ、れいむ」 「ゆっ? ゆっくりしていってね!!!」 目の醒めたれいむが、ぱちぱちと瞬きした。けど……。 目、丸くない。 黒目と白目があるけど、虹彩がない。 ベターッとした、ようかんみたいな茶色い部分になってる。 どこを見てるかわかんない……(汗 「ゆっゆっ♪ ゆっゆっゆっ♪」 楽しそうに声を漏らす口にも、唇がない。なんか白い切れ込みで、中が赤くなってるだけ。 手を入れて、開けてみた。 くわっ。 「ゆあ? やめふぇね! はなひへね!」 舌がヒラヒラ動いているけれど……のどの奥は行き止まりだ。 あれ? あれぇー……? ゆっくりって、目も眉も口も、実は目でもなければ眉でもなくて、口でもないの? 頭みたいに見えるけど、それは人間の勝手な思い込みで、実は顔でもなんでもないとか? 何それ。 ……なんか、急に気味が悪くなってきた。 「えい」 「ゆっ!?」 私はれいむを投げ出した。れいむは床におっこちる。 ぼふん。 「ゆゆっ! ゆっくりしていってね!」 声を上げたれいむは、ぴょんぴょんと窓際に行って座っていた。 金曜日。 れいむの正体がどうしても気になって、確かめることにした。 私はれいむにお酒をたくさん飲ませた。れいむは喜んで飲んだ。 「ぺーろ、ぺーろ、ごきげんー!!!」 何度もぺろぺろしては喜びの声を上げて、しまいには真っ赤になった。 そしてころんと転がって眠り込んじゃった。 「ゆぅゆぅ……ゆぅゆぅ……」 私はそんなれいむを持ち上げて、机に載せた。 まずは試しにほっぺを針で突いてみる。 ツンツンッ。 「ゆぅ……ゆぅ……」 反応なし。よし。 少しあお向け具合にして、鼻のところにマジックでバツ印を引いた。 キュッ。 鼻がないから書きやすい。 そして、それにそってカッターで十字に切った。 スッ、スッ。 「ゆぅ……ゆぅ……ゆゆ……」 ちょっと動いたけど、まだ目覚めない。お酒がよく効いてるみたい。 それからガラスの試験管を取り出して、バツ印の真ん中に押し付けた。 めりめりめりめりぃ……。 試験管は中に入っていく。とてもスムーズだ。やっぱり骨はないみたい。 最初の三センチを越えると、あとは一気だった。長さ30センチのちょっと長めの試験管が、どんどん入っていった。 めりめり、めりめり、めりめり、むにゅっ……ずぽんっ! 「あ」 貫通した。 れいむの後ろ頭を見ると、髪の中からあんこまみれの試験管が突き出していた。 「ゆぃぃ……ゆぃぃ……ゆぃぃぇ……」 あれ? ちょっと鳴き声が変。 もう一度顔を見ると、薄目の白目っぽい感じになっていた。 これ、やばいのかな。 でもまあ、生きてるからいいのかな……。 考えながら、丸い鏡に柄の付いたデンタルミラーを出す。 試験管にゆっくり入れる。 ペンライトで照らすと、れいむの断面が見えた。 最初の三センチは分厚い白い皮。 よーくみると、なんか小さな粒粒がうにうにむにむに動いてるみたい。 それをすぎると、茶紫色のあんこ。 注意してみたけど、普通のあんこにしか見えない。 8センチぐらいそれが続いた後で、ちょっとだけ色が変わった。 なんか、灰褐色っぽい感じ……? そのとき、ミラーがコツンと試験管の内側に触れた。 「ヲ゛ッ」 ……なんだかれいむがおかしな声を出した(汗 コツン、コツン。 「ヲ゛ッ、ヲェ゛ッ」 声を出しながら痙攣する。口の端からよだれを漏らす。 ビクッ、ビクッ。とろとろー。 「うぇ……」 や、やばい。ここは何か、れいむのとっても大事なところみたい。 下手にいじると死んじゃうかもしれない。 ……まあ、普通の生き物ならとっくに死んでるところだけどさ。 真ん中の餡を過ぎて、奥のほうへ行くと、また元の茶紫色に戻った。 裏側から、後ろ頭の皮をよく見ると、リンスのCMに出てくるような、生きてる毛根の断面が見えた。 だいたい納得できたんで、試験管を引き抜いて前後の穴を塞いであげた。 ずるずるずる……ずぽんっ! ぺたぺたぺた。 それから一時間ぐらいほっといたら、赤くなって転がっていたれいむも目を覚ました。 ぶるぶるぶるっ! ぽぺん。 勢いよく身を震わせて、ぽんと元の姿勢に戻る。そして例のお約束の―― 「ゆっヲ゛りしていってね!!!」 「は?」 「ゆゆっ!?」 驚いて、戸惑った感じできょろきょろするれいむ。 「れいむへんなこえがでたよ! ゆっヲ゛り! ゆっヲ゛りっ!?」 きょろきょろ戸惑ってから、れいむはぴょんぴょん跳ねた。 「やめてね! やめてね! れいむゆっヲ゛りできないよ! ゆううう!?」 「あははははは」 うろたえるれいむがとても面白くて、私はおなかを抱えて笑った。 れいむは夕方までには治った。 中に何か入れといてやればよかったと思った。 土曜日。めっちゃんが来た。私はれいむを抱っこして前の道路に出た。 10メートルぐらい離れて、キャッチボール。ゆっくりを交互に投げる。 ぽーん、ぽーん。ぽーん、ぽーん。 「ゆゆっ! やめて! ゆっく! ゆっぶ!」 ばむっ。 くるくる回って、強くキャッチされるもんだから、れいむは半泣きで悲鳴を上げている。 それをバックにして、私はめっちゃんとおしゃべり。 「それはさー」 「うんー」 「中枢餡だよ」 「ちゅうすうあんー?」 「ゆっくりの脳みそってことー」 「そうなんだー。やっぱり大事なとこ?」 「大事大事。そこ壊すと死んじゃうからねー」 「やっぱりかー」 「わりとポピュラーだよ、そこいじるのはー」 「ふーん」 「あっ、でもえっちゃんは飼ってるんだから、壊さないようにしなくちゃね」 「そだねー。あっ」 ぶぎゅる。 私の手をすっぽ抜けて、れいむがおっこちた。顔面から着地して変な音を立てる。 と思ったら、ぽんっと起き上がって走り出した。 てーんてーん、ぴょんぴょんっ! 「れいむ、もうおうちにかえる! もっとゆっくりしたい!」 「あ、やば」 あわてて追いかけようとするめっちゃんを、私は止めた。 「待って」 「えー、なんで? 逃がしてやるの? もったいないって!」 「そうじゃなくて」 私はめっちゃんと並んで、あぜ道を跳ねていく黒髪頭をしばらく見つめていた。 そして、れいむが森の手前で点のように小さくなったところで、つぶやいた。 「それっ」 一気にダッシュして追いすがる。れいむはもうのろのろになっていて、余裕で追いつけた。 すぐ後ろに立つと、一休みしたれいむがつぶやいていた。 「ゆっくりにげたよ! れいむはやい! とってもはやい!」 「残念でしたー」 油断してきっていたから、簡単に捕まえられた。抱き上げるとれいむはものすごくビタビタ暴れた。 「ゆゆっ、すすめないよ? れいむはすすむよ! ゆっくり、ゆっくりー!」 「でもダメです」 戻ろうとした時。 森の茂みをがさがさと揺らして、もう一頭のゆっくりが出てきた。 私のれいむに向かって、どことなく嫌みったらしい目で得意げに叫ぶ。 「れいむ! ゆっくりしていってね!!!」 私は振り返って叫んだ。 「めっちゃーん! まりさ出た、まりさ!!」 まりさは、捕まったれいむを笑いに来たのかもしれない。 でも速攻で自分も捕まった。 日曜日。 私はこの一週間で、たっぷりゆっくりをいじめてしまった。 だから、日曜日ぐらいはお休みにしてあげるつもりだった。 けれど。 ガシャーン、カラカラン、びしゃー。 部屋で自分の食事の準備をしてちょっと目を離した隙に、まりさとれいむにテーブルをやられた。 戻った私が見たのは、床に落っこちた料理と、ぽんぽん逃げていく二頭。 「ゆっゆっ、ゆっくり逃げるよ!」 「たいりょうだよ! かくれてたべようね!」 そんな声を残して、安全なゆっくりプレイスに逃げ込んだ。 もちろん、安全だと思っているのはれいむたちだけで、その屋根はただのクッションだ。 私は洞穴の前にいって覗き込んだ。二頭が幸せそうに食事をしていた。 「むーしゃ、むーしゃ」「しあわせー!」 「れいむ!」 「まりさ!」 「すーりすーりすーりすーり!!!」 「やわらかいね!」 「あったかいね!」 「ゆっくりしていってね!!!」 むらむらむらっ。 ……あー。 これか。 めっちゃんが言ってたのは、この境地なんだなー。 「れいむ、まりさ」 私はニッコリ笑うと、洞穴に手を突っ込んで、嫌がる二匹を無理やり引きずり出した。 「ゆっゆっやめてね! いたいよ! れいむ出たくないよ!」 「はなしてね! おぼうし脱げちゃうよ! れいむとすりすりしたいよ!」 いろいろ言ってるのを全部無視して、こぼれたご飯のところに連れて行って、一頭ずつお仕置きしてあげた。 ずぴしずぴしずぴしずぴし! ぎゅいーぎゅいーぎゅいー ぱーんぱーんぱーんぱーん! でこピンと、ほっぺつねりと、おビンタをたっぷり。 それから、床の上の料理に顔をしっかり押し付け。 ぐりぐりぐりぐりぐり。 「テーブルのごはんはいけません」 「ゆあーんゆあーん! ゆあーんゆあーんゆあーん!」 「ゆあーんゆあーん! ゆあーんゆあーんゆあーん!」 れいむとまりさは真っ赤な泣き顔になって、プレイスへ逃げていった。 楽しい……♪ ================================================================ 結局いじめちゃった。 YT
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『メーデーお兄さん』 16KB 自業自得 家族崩壊 同族殺し 群れ ゲス 現代 愛護人間 独自設定 愛で…?メーデーメーデーメーデー 気ままあき 「……ゆっ……ゆぅぅぅぅ………」 とある汚い路地裏でそのれいむは死にかけていた。 全体的にこれ以上ないほど汚れていて……かつ致命傷を受けていた。 肌はカサカサ、お飾りの紅白リボンはなく、髪もボサボサ、もみ上げは両方とも引き抜かれていて、 目も片方潰れている。肌の一部が破けて餡子を垂れ流し、まむまむはガバガバで小石が詰められている。 「どぼじて……?どぼじでごんな……ごとにぃぃ………れいむは……れいむはただゆっくりしたいだけなのにぃぃぃ……!」 れいむはわけがわからない。 優しい両親から命を授かって母親な胎内から飛びだしてこの世界に降臨したとき…… れいむは自分のゆん生がゆっくりに満ち溢れたものになると信じて疑わなかった。 全世界がれいむの誕生を祝福してくれて、かわいいれいむをゆっくりさせてくれるものだと確信していた。 「きゃわいいれいみゅがゆっくちうまれりゅよ!ぜんせかいのみんなでしゅくふくっちてゆっくちしゃせちぇにぇぇぇぇっ!」 そう言って地上に舞い降りた天使、それがれいむだったはずだ。 だが現実はそうではなかった……当たり前のことではあるが。 それでも幼い頃はまだ幸せだったのだ。れいむは子供の頃を思い出す……己が今まで辿ってきたゆん生を。 一番ゆっくりできてたあの時代を…… れいむには家族がいた。逞しく狩りが上手な父まりさ、優しくて歌が上手な母れいむ、面倒見のいい姉れいむ。 他にまりさ種の姉妹もいたらしいが、れいむが生まれる前に不運な事故で永遠にゆっくりしてしまったらしい。 まあどうでもいいことだ。 父まりさは毎日毎日に馬車馬のようにれいむ達にこき使われた……いや働いた。 雨の日も風の日も父まりさは母れいむ達に怒鳴られ罵倒されて泣く泣く……いや家族の為に狩りへと赴いた。 自分はおうちで思う存分、好きなお歌をうたい昼寝をしてゆっくりできた。 図体だけは大きいくせにてんで意気地がなく薄汚れてゆっくりできない父まりさを母や姉とともに罵倒し嘲笑し、 時には制裁という名の暴力をふるって言う事をきかせるのは非常にゆっくりできた。 「はああああああっ!?これっぽっちのごはんさんでれいむとおちびちゃんがまんぞくっできるわけないでしょぉぉぉぉっ!?」 「しゃっしゃとあみゃあみゃもっちぇきょい!このぐじゅ!くしょどれいっ!」 「ゆっくちできにゃいうんうんおとうしゃんは、れいみゅのうんうんをはやくかたづけてにぇえ!しゅぐやれぇぇぇぇっ!」 一度はれいむも仮にも自分の父親を奴隷呼ばわりして本当にいいのか?と思ったことがあった。 しかしその疑問は母でいぶの完璧な答えを聞かされると完全に納得してしまい以後当然と思うようになった。 その答えとはなにか?母でいぶ曰く…… 「このよのすべてのゆっくりいがいのいきものは、ゆっくりのどれいっとしてほうしするぎむっがあるんだよ! くそばりさをどれいっとしてあつかわせているのは、しょうらいおちびちゃんたちがきちんとどれいっを かんりできるようになるためのえいさいきょういくっなんだよ! くそばり……おとうさんも、おちびちゃんにどれいっのあつかいかたをおぼえてもらいたいから こうしてどれいっのやくをしているだけなんだよ!だからどれいはいかさずころさずゆっくりこきつかってあげてね!」 「「ゆっくちりきゃいちたよ!おいくそどりぇい!あみゃあみゃもっちぇきょいっ!」」 思えば幼少時代のこの時がれいむのゆん生の絶頂期であった。 だが生後わずか4日後にその絶頂からいともあっさりと転げ落ちることになる。 父まりさが永遠にゆっくりしたのだ。 原因は過労死……最後の最後まで家族にその身をしゃぶり尽くされたあわれな一生であった。 「まったく、くそまりさがこんなにやわだったとはさすがのれいむもけいさんがいっだったよ! さあどれいっのさいごのごほうこうっだよ!みんなでくそどれいをゆっくりむーしゃむーしゃしようね!」 「うっめ!くそどれいまじうっめ!あみゃあみゃ!あみゃあみゃっ!」 「げぷ~~♪まあそれにゃりー!なあじだったよおとうしゃん!」 父まりさの身はとても甘かった。れいむはそのゆん生で甘い物を食べたのはこれが最初で最後であったが。 だが腹いっぱい平らげて今はとりあえずゆっくりした。そして次の日から貧窮の時代がはじまった。 「おきゃあしゃぁぁぁぁぁんっ!れいみゅおにゃかしゅいちゃぁぁぁぁっ! きゃわいいれいみゅのためにあみゃあみゃもっちぇきちぇにぇぇぇぇっ!しゅぐでいいよぉぉぉぉぉっ!?」 「ゆっ!きょんなまずいくさしゃんにゃんかたべられにゃいよ!れいみゅはぐるめにゃんだよ!あみゃあみゃもっちぇきょい!」 「どぼじでぞんなごというのぉぉぉぉぉぉっ!?」 しばらくは母でいぶが渋々なれない狩りへと赴いた。 だが狩りが下手でおうちでゴロゴロしてるばかりだった肥満体のれいむにあまあまなんか狩れるわけがない。 一家の食糧事情は急速に悪化した。 窮した母でいぶはやがて「おちびちゃんをくそにんげんにみせて飼いゆっくりになろう!」作戦を立案し即日決行。 無謀にも大通りへと家族揃ってでかけていき、そこで騒音被害を出すことになる。 だがその時れいむが…… 「ゆゆっ……!?にぇえにぇえおきゃあしゃん!」 「がわいいおちびじゃんをみでゆっぐじでぎたでしょぉぉぉぉっ!?はやぐでいぶをがいゆっぐりにじでねぇぇぇぇっ!」 「おきゃあしゃんっ!」 「ゆっ!なんなの!おかあさんはとってもいそがしいんだよ!」 「れいみゅ、うんうんちたくなっちゃよ!」 「うんうんしたいならそこのものかげですればいいでしょぉぉぉぉっ!?ばかなの!じぬのぉぉぉぉぉっ!?」 「ゆ、ゆう……!?ゆ、ゆっくち…りきゃいちたよ……」 れいむは本当は母ゆっくりに付き添ってもらいたかった。 なにせまだ赤ちゃんなのだからトイレを手伝うのも親の役目のはず。 だが人間に命令する事に夢中な母でいぶは子供の排泄なんかにかまってられないらしい。 れいむはのそのそと家族から離れて路地裏の陰で用を足した。そして戻ってみると…… 「……ゆゆっ?おきゃあしゃん……?おねえしゃん……?どきょいっちゃったにょ……?」 母と姉がさっきまでいた地点には大きな染みしかなかった。 れいむがいなくなった5分のあいだに母と姉は騒音にイラついた通行人によって潰されていたのだ。 こうしてれいむは天涯孤独の野良ゆっくりになった。 「ゆひぃ……ゆひぃ……どぼじてかわいいれいむがごんな…… ごんなゆっぐりでぎないごとをしなくちゃいげないのぉぉぉ……?」 家族をすべて失って二ヶ月。れいむは健気に逞しくしぶとくゴキブリのようにまだ生き残っていた。 誰も教えてくれなかった狩りを生きるために独学で学んだ。 毎日傷だらけになって辛い目や痛い目にあって空腹に耐えた。苦い生ゴミや草を食べて餡子を吐き出した回数は数知れない。 母れいむから教えてもらったお歌や奴隷の扱い方なんて野良じゃなんの役にも立たなかった。 だがそれでもれいむは幸運だと言わざるをえない。 母と姉を失って途方に暮れていたとき運良く野良の群れのゆっくりと出会って群れに入れてもらうことができたからだ。 最低限の庇護は手に入れたが、それでも生きていく為には自力で狩りをしなければならない。 誰も狩りを手伝ってはくれなかった。それこそ泣いても叫んでも駄々こねてもである。 れいむにとって子ゆっくり時代はまさに暗黒時代、その日々はゆっくりできない事ばかりであった。 しかし希望はあった……その希望とはれいむと仲がいい群れの若いまりさの存在である。 れいむはこのどん底生活で少しでもゆっくりしたかった。ゆっくりするには奴隷とおちびちゃんが必要だ。 若まりさをたぶらかせば2つとも手に入る……そう考えた。 調子にのりやすく、すぐに舞い上がる性格の若まりさを篭絡するのはたやすい。 いよいよ成体ゆっくりに成長し周囲から大人扱いされてきた今こそチャンス。 やっとすっきりー!が許される年頃になったからだ。 ここぞとばかりにれいむは押して押して押しまくった。 「まりさ!れいむはひとめまりさをみたとき、かみなりさんにうたれたようなうんめいっをかんじたよ!」 「ゆゆっ!うんめいっ!?」 「れいむとまりさのであいはまさにうんめいのであいっだったんだよ!ぜんせからむすばれるしゅくめいっだったんだよ!」 「しゅくめいっ……!」 「まりさ!かわいいれいむといっしょにいつまでもゆっくりしようね!」 「ゆ、ゆっくりするのぜ!まりさとれいむはうんめいっのかっぷるさんなのぜ!」 「じゃあさっそくおうちにかえってすっきりー!しようね!おちびちゃんをたくさんつくろうね!」 「むほぉぉぉぉっ!れいぶぅぅぅぅっ!こんやはねかさないのぜぇぇぇぇぇっ!」 「おちびちゃんができたられいむはおうちでゆっくりするからね!かりはまりさがぜんぶやってね!」 「むほお!むほおおおおおっ!」 もはやすっきりー!のことしか頭になく、小さなぺにぺにをおったててアへ顔でよだれを垂らしまくっているまりさと ドサクサにまぎれて仕事を全部まりさに押し付けて上機嫌なれいむは仲睦まじくおうちへと跳ねていった。 きっとこれから醜悪な子作りが行われるのであろう・…… 「はああああああっ!?これっぽっちのごはんさんでれいむとおちびちゃんがまんぞくっできるわけないでしょぉぉぉぉっ!?」 「しゃっしゃとあみゃあみゃもっちぇきょい!このぐじゅ!くしょどれいっ!」 「ゆっくちできにゃいうんうんおとうしゃんは、れいみゅのうんうんをはやくかたづけてにぇえ!しゅぐやれぇぇぇぇっ!」 「み、みんなにゃ……おとうしゃんのわるくちをいうのはゆっくちできにゃいよ……」 「うるさいよこのくずっ!ゆっくりできないまりさにのおちびちゃんは、おとうさんといっしょにかりにいってね!」 「いましゅぐでいいよっ!」 「どぼじてしょんなきょというのじぇぇぇぇぇっ!もうおそとはまっくらでしょぉぉぉぉぉぉっ!? きゃわいいまりしゃがれみりゃにたべられちゃうでしょぉぉぉぉぉぉっ!?」 「ゆううううう………どぼじて……?どぼじてごんなごとにぃぃぃぃ…………!」 すべてはれいむの計画通りとなった。 若まりさとのすっきりー!で、れいみゅ3まりしゃ1のおちびちゃんを授かり全ゆん無事に出産。 その後はかつての母でいぶの教えをいかんなく発輝した。 つまりは愚かにもれいむを番に選んでしまった若まりさの完全なる奴隷化である。 ゆっくりできない狩りはすべてまりさに押し付け、おうちという宮殿でれいむは女帝のごとく君臨した。 こうしてれいむは再びゆっくりした。これこそが忘れかけていた本当のゆっくりだと思った。 だがそのゆっくりは長く続かない。おちびちゃんを出産してからわずか3日後…… 「ゆがああああっ!でいぶのいうごとをぎがないくそちびはじねぇぇぇぇっ!」 「ゆびぃっ!」 まりちゃがれいむによって殺された。 番のまりさとともに奴隷であるはずのまりしゃが 「もうがまんのげんかいっりゃよ!おとうしゃんとまりしゃをゆっくちしゃせないくそばばあはゆっくちちね!」 という暴言をはいたのだ。この言葉に絶対君主であるはずのれいむは思わずカッとなった。 次の瞬間まりしゃに全体重をかけてのしかかり……そして実にあっさりとまりしゃを潰して殺したのであった。 「ゆふー!ゆふー!まったくどれいのくせにゆっくりしていないくそちびだったよ! こんなみのほどをわきまえないやつは、きよくただしいれいむにせいさいっされるべきなんだよ!」 「……れいむ?なにを……しているの…………?」 「ゆっ……?」 おうちの入り口から聞こえた声にふとれいむが振り向くと……そこには唖然とした表情のまりさがつっ立っていた。 こいつ狩りをサボってのこのこうちに帰ってきたのか!?どいつもこいつもふざけやがって!こいつも制裁してやるっ! ……とれいむが再び激高するよりも先に。 「あ……ゆあああああああああっ!ま……まりざにのおちびじゃんがぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」 「う、うるざいよ!おおごえださないでねっ!ばかなの!じ……」 「みんなぎでぇぇぇぇっ!まりざのおうちにゆっぐじごろじがいるぅぅぅぅぅぅぅっ!」 「ゆううううううっ!?」 いくらなんでもれいむは軽率すぎた。 群れのおうちが立ち並んでいる群れのド真ん中で我が子を殺すのはいくらなんでも自殺行為だった。 瞬く間に群れのゆっくり達が集まり、れいむはおうちから引きずり出された。 その後群れの裁判が行なわれ、まりさの証言によりれいむの悪行がすべて明るみに出る。 長ありすの判断で下された判決はまりさと強制離婚。そして親子ともども奴隷階層への転落であった。 れいむはその後、群れの奴隷としてさんざんにこき使われ虐められた。 食事は群れのゆっくり達のうんうんのみ。それも目の前で出来たてのホカホカをひり出されてそれを食えと強要された。 嫌だと言っても無理矢理食わせられた。食べなければ容赦なく体当たりを食らわされた。 食事が済めば夜は性欲処理もさせられた。何匹も入れ替わり立ち代りれいむを犯した。 おかげでれいむのまむまむはすっかりガバガバだ。 しまいには全然すっきりー!できない役立たずなクズまむまむだと小石を詰められて笑われた。 ちなみに小石を詰めてバカ笑いしていたのは、れいむの元番であり奴隷であったあのまりさだ。 れいむ似のおちびちゃん達はあまりのゆっくりできなさに耐えかねて、たちまち非ゆっくり症になった。 焦点の合わない目で狂ったように「ゆっくち!ゆっくち!」とうんうんを貪り食うだけの存在となり……やがて死んだ。 おちびちゃんを失った後も容赦なく狩りに、ストレス発散用に、れいむは群れの奴隷としてこき使われていった…… たっぷり一年間……れいむは地獄のような日々を満喫した。もう身も心もボロボロで生きているのが不思議なくらいである。 そして冒頭のシーンへと至る。 「ゆっくり……じたいよぉぉぉ……れいぶはただゆっくじじだがっだだけなのにぃぃ……」 もはやれいむの命のともし火は尽きようとしていた…… だが天はまだれいむを見捨てていなかった。 こんなゲスれいむに思わぬ救いの手が差し伸べられることになる。 「ややっこんな所は不幸そうなれいむがいるじゃないか!」 「ゆひぃ……!に、にんげん……っ!?」 「やあ!僕はメーデーお兄さんっ!れいむの心の救難信号に導かれてゆっくりれいむを助けにきたよ! ちなみに労働者の祭典とはなんの関係もないよ!」 「ゆっ……?め、めで……おにいさん……?」 そういえば幼い頃聞いたことがある。知っているのか雷電! 世の中には虐待お兄さんというのがいてこっちはゆっくりできないにんげんだが、 愛でおにいさんというのもいてこっちはゆっくりできる人間であると。 ならばこの人間はかわいそうなれいむをゆっくりさせてくれる人間、新たな奴隷ということか!? 「な、なら……れいむをゆっくりさせてね……いますぐでいいよ……っ!」 「うーん、ゆっくりさせるって具体的にどうすればいいのかな?できればれいむの希望を聞いておきたいんだけど」 「れ、れいむを……かいゆっくりにしてほしいよっ!」 「うん?それはやめた方がいいね」 やっぱりね……れいむはそう思って落胆した。 人間はなんてケチなんだろう?たかが飼いゆっくりにすらしてくれないとは。 「ああ違うんだ。仮に僕がれいむを飼いゆっくりにしたってれいむは多分ゆっくりできないと思うんだよ。 だからやめた方がいいって言ってるのさ」 「ど、どぼいうごと……?」 「飼いゆっくりってどういう存在か知ってる?衣食住を世話してもらう代わりに 人間が決めた様々な決まりを守らなきゃいけないんだよ?トイレは決められた場所でしろ、野良と関わるな、 おちびちゃんを作るな、おうちから出るな……それで果たしてれいむはゆっくりできるかな?」 「そ、そんなの……むりだよ!ゆっくりなんてできるわけないよ……!」 「ですよねー♪だから僕が魔法でれいむに究極のゆっくりをさせてあげるよ!」 「ま、まほう!?きゅ、きゅうきょくのゆっくりっ!?」 「僕は三十歳までゆ虐をひたすら我慢した事で……ああこれ鬼意惨用語で童貞って言うんだけどね、 その童貞を守り通したことで30歳の誕生日に僕は晴れて魔法使いになれたんだ!」 「ま、まほうつかいさん……?ほ、ほんとうなの……?」 「まあ任せたまえ。じゃあいくよ……マハリクマハリタ、テクマクマヤコンでピリカピリララ、ドーマ・キサラ・ムーン、 ピピルマピピルマプリリンパ、黄昏よりも暗きもの血の流れよりも……」 「だい、だいじょうぶなの!?だいじょうぶなのそれぇぇぇぇっ!」 「大丈夫!大丈夫!呪文は適当でも魔法は本物さ!とにかくれいむよゆっくりしろー!」 「ゆうううううううううううっっっ………!?」 その瞬間、れいむは光に包まれた……! (ゆう……?) 気が付くとれいむは……ゆっくりしていた。 そうとしか言いようがない不思議な感覚である。 少し動かすだけでもあれだけ辛かった身体中の痛み苦しみは一切なくなっていた。 むーしゃむーしゃ、すーりすーり、ぺーろぺーろ、すっきりー……ゆっくりとしての生理的欲求であるはずの それらの行為をしたいとさえ思わなかった。それほどに精神も身体もゆっくりできていた。 お腹がすかない、排泄もしたいと思わない、それでいてゆっくりできている。まさに魔法としか言いようがない。 れいむは目を瞑ってただじっとしてるだけ。身動きひとつしてないのにすべてが完璧に満たされている。 これこそがまさに究極のゆっくり。 れいむが……いやすべてのゆっくりが夢見求める究極のゆっくりプレイス。 まさにそこにれいむはいた。 (ゆううううう……!す、すごいよ……!れいむ、いまものすごくゆっくりできてるよ! やっぱりれいむはえらばれたとくべつなゆっくりだったんだね……!れいむとくべつでごめんね!) れいむは今までのゆん生を取り戻すかのようにひたすらゆっくりした。ゆっくりしまくった。 ゆっくりし始めてどれだけの時間がすぎただろうか……たった一分かもしれない。だが数億年かもしれない。 時間という感覚がここにはまったくないからすぐにも永遠にも感じられる。 そんな永遠をゆっくえりするれいむの頭の中に何者かが直接話しかけてきた。 (やあれいむ!ゆっくりしているようだね!) (ゆゆっ……?まほうつかいのめでおにいさんだね!れいむはいますごくゆっくりしてるんだよ! れいむのゆっくりのじゃまをしないでね!ぷんぷん!) (ああごめんごめん。でもゆっくりしている所悪いんだけどそろそろ時間切れなんでさ……一応言っておかないと) (ゆっ?じかんぎれ……?) (僕の魔法は永遠には効かないんだ。もうすぐれいむにかけた究極のゆっくりの魔法は解けちゃうんだな) (ゆゆゆっ!?そ、そんなのやだよ!れいむはずーっとこうしてゆっくりしてたいんだよ!めでおにいさんなんとかしてね!) (そう言われても無理なものは無理なんだよ!れいむこそゆっくり理解してね!) (ぞ、ぞんなああああああああああっ!?ゆんやああああああ!ゆっぐじでぎないぃぃぃぃぃぃっ!) (まあまあそう言わずに……れいむはもうすぐ魔法が切れて今のゆっくりとすべての記憶を失うよ。 でも僕は約束しよう。また再びれいむがゆっくりできなくなった時……れいむが心の救難信号を発した時。 僕はまたれいむに魔法をかけてあげるってね) (ゆっ……れいむ、またゆっくりできるの?) (ああ何回でも何万回でも、それこそれいむが望むだけ魔法をかけてあげるよ) (ゆん!それならあんしんっだね!) (もうそろそろ魔法が解けるよ。心を楽にしてすべてを受け入れるんだ。そうそう……じゃあまたいつか必ず会おうね! ゆっくりしていってねれいむ!) (まほうつかいのめでおにいさんもゆっくりしていってねっ!) その会話を最後にれいむの意識は暗黒に包まれた…… ……光が見える。 あの光に向かって進むんだ。 あの光の先でれいむはきっとゆっくりできる。必ずできる。 れいむはそう確信するとゆん生最初の言葉を発した。 「きゃわいいれいみゅがゆっくちうまれりゅよ!ぜんせかいのみんなでしゅくふくっちてゆっくちしゃせちぇにぇぇぇぇっ!」
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こいするれいむとゆめのくすり 11KB 虐待-いじめ 愛で ギャグ 自業自得 飼いゆ 幻想郷 愛護人間 ぺにまむ ぬるいじめに満足出来ない方は注意してください ゆっくりが死にません ぬるいじめとコメディです 駄文注意 /***************************************************************/ 幻想郷にゆっくりが現れてどれだけ経っただろうか。 既に野生と野良の区別はつかなくなり、ゆっくりを飼う習慣が広まっていた。 ある者は愛で、新しい家族として幸せに暮らした。 ある者は苛め、日々の疲れを癒していた。 そして多くの者は食べ、手軽に食せる甘味として楽しんでいた。 とても便利で汎用性のあるお饅頭。 人間の里を中心に利用は今も尚、拡大の一途を辿っている。 ある日、里に住むお兄さんは悩んでいた。 理由は簡単、飼いゆのれいむの調子が良く無いからだ。 目の下にはクマができて顔色が悪い。 肌は黒ずんでいて自慢のおりぼんも萎れている。 どこから見ても一目で以上だと分かった。 「なあれいむ?大丈夫・・・じゃないよな?何があったんだ?」 お兄さんは心配で聞いてみた。 しかしれいむは答えない。 何かブツブツ呟いていて聞こえていないようだった。 「れぇぇぇぇいぃぃぃぃぃぃむぅぅぅぅぅぅぅ!!!」 「ゆわぁ!!なんなのおにいさん・・・ゆっくりおどかさないでね?」 「聞いてないオマエが悪い。で、調子悪いみたいだけどどうしたんだ?」 「それは・・・ゆぅゆぅ・・・」 れいむは言い澱んだ。 心なしか頬を赤く染めているようにも見える。 「まさか・・・好きな奴でもできたか?」 「ゆえっ!どぼじでわかったのぉぉぉぉぉぉぉ!?」 やはりそのようだった。 ゆっくりにも恋煩いというものがあったようだ。 その瞬間、お兄さんは不思議と腹立たしさを感じた。 まるでケンカをする前の様なあの感覚だった。 しかしそれは直ぐに収まり、興味はれいむの恋煩いへと戻っていった。 「誰が好きなんだ?お兄さんに教えてくれよ~♪」 「ゆぅ~いえないよ!はずかしいよ!」 聞いてみるが恥ずかしがって教えてくれない。 それどころか部屋の隅に逃げてしまい、あにゃるをこちらに向けてふりふりしている。 ビキィ また感じた。 今まで無かったことだけに気になる感覚。 でも今優先すべきことはれいむの健康。 そう思いれいむに提案を持ちかけた。 「れいむ、恥ずかしいんなら言わなくてもいい。だけどな、まず体調を良くしないと。」 「・・・・・・ゆゆ?」 ようやく振り向いてくれた。 「いいか?そんな体調の悪いままじゃ何をするにも良い結果を得られるわけがない。だからまずは体調を万全にすることを考えろ。」 「でも・・・まりさのおかおをおもいだすだけでゆっくりすーやすーやできないんだよぉぉぉぉぉ!!」 相手はまりさのようだ。 お兄さんは地主の飼いまりさだろうと思った。 最近では畑に来たイタズラ妖精を追い払ったという素晴らしいまりさだ。 れいむとも面識はあるし他に思いつかないこともそう思わせた一因である。 「それで眠れてないのか・・・」 「ちがうよ・・・すーやすーやしてるよ?」 「はぁ!?」 「すーやすーやはなんとかできるよ?でもゆめさんにまりさがきちゃうからはずかしくておっきしちゃうんだよ!」 「なるほど・・・つまりだ、まりさの夢さえ見なけりゃそれなりに眠れるってことか?」 「ゆ~ん!ゆっくりりかいしてね!」 偉そうな態度が気に食わなかったがそれはいつものこと。 お兄さんはしばらく悩んだ。 夢を変える方法なんてそうあるとは思えない。 博麗の巫女や妖怪たちのように特殊な能力があるなら話は別なのだが。 「あっ・・・」 「ゆ?」 お兄さんは妙案を思いついた。 特別な能力を持つ者の作った薬なら効果があるのではないか、と。 「永遠亭の薬ならもしかしたら・・・」 「おくすりさん!?いやだよ!にがにがさんはゆっくりできないよ!」 しかしお兄さんにはれいむの声が届かない。 既にお兄さんの声はれいむに向けられておらず、独り言になっていた。 「確か里の外れにいたあいつもゆっくりの夢で悩んでたな・・・れいむ!少し待ってろ、直ぐに戻る!」 「ゆゆ!?おにいさん!ゆっくりまってね!」 お兄さんは一方的にそう告げると家を飛び出して行ってしまった。 里の外れと言ってもそう大きくはない里なのですぐに着いた。 ドンドン!ドンドン! 戸を叩く音が響く。 加減はしているものの壊れてしまうかもしれない程だった。 「おい!いるんだろ!?用があるんだ!」 「うっさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」 家主が飛び出してくる。 その顔は正に鬼の形相と言えるものだった。 しかしお兄さんは怯むこと無く続けた。 「お前!ゆっくりの夢に効く薬もってたよな!?」 「ええ?・・・まぁ持ってるけど?」 家主のお姉さんはお兄さんの勢いに圧倒され先程までの怒りを消されてしまった。 そしてお兄さんの勢いはまだ続いた。 「それ!くれ!」 「はぁ?」 「金は後で払うから!」 「・・・どれくらい必要なの?」 「一つあればいい!」 「でも・・・いいの?あれは・・・」 「必要だから言ってるんだよ!頼む・・・この通りだ!」 お兄さんはその場に正座し、地面に頭を擦り付けて懇願した。 「ちょ!?・・・やめてよ!外れとは言え人に見られたら恥ずかしいでしょ!・・・わかったわよ!ちょっと待ってなさい。」 お姉さんはため息混じりに家の中に戻ると少し経ってから紙包みを持って戻ってきた。 とても疲れたような顔をして。 「はい、これよ。でもあんた飼ってるのって・・・」 「すまない!ありがとな!代金と礼は今度必ずするから!じゃあな!」 「あ・・・ちょっと!」 お姉さんの話が耳に入らないのだろう。 聞く耳を持たないお兄さんは一方的に礼を言って再び走り出していた。 戸の前で立つお姉さんはさっきより深いため息をついて呆然とするしかなかった。 「なんなのよいったい・・・」 お兄さんは全力で走っていた。 何がここまでさせるのかはお兄さんにも分からなかった。 ただ一つ分かるのは一刻も早くれいむにこの薬を飲ませたいということだけ。 そんなことを考えながらお兄さんは走り続けた。 「ただいま!れいむ!」 「ゆゆ?ゆっくりおかえりなさい!」 ハァハァと荒い息をしながらお兄さんは紙包みをれいむに手渡す。 れいむはもみあげでそれを掴むと小首を傾げる様な仕草で聞いた。 「おにいさん・・・なんなのこれ?」 「さっき言っただろ・・・くすりだ・・・よ・・・くすり。いい夢見れる奴・・・」 「どんなゆめさんがみれるの?」 「えーっとちょっと待て・・・確か、蝶になってふわふわ飛んでる夢・・・だったかな?」 「ちょーちょさん!?おそらをとべるの!?ゆわぁぁ・・・ゆっくりできるねぇ・・・」 れいむは夢の想像をしてるようだった。 だらしなく開けられた口からは涎が垂れている。 両目も上方を向いていてヘブン状態一歩手前といった所だった。 今のれいむなら薬を飲まなくてもまりさの夢を見ないかもしれない。 そう思わせるほど幸せそうな様子だった。 夜になって薬を飲む時がやってきた。 お兄さんが紙包みから丸薬を出す。 「ほら、飲め。」 「ゆっくりがんばるよ!」 れいむは恐る恐る丸薬を口に含むとピタリと動きを止めた。 微動だにしない、とはこの事だろう。 まるで時間を止められたように、瞬き一つ、もみあげの一本に至るまで動きはしなかった。 「れ・・・れいむ?どうした?」 「・・・に・・・に」 「に?」 「・・・にがいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!これどくはいってるぅぅぅぅ!!」 先程までとはうって変わって叫びながらびったんびったん飛び跳ねたりゴロゴロと転がり始めた。 壁にぶつかっては向きを変え、ちゃぶ台にぶつかっては勢いを増した。 その結果はひどいものだった。 壁には亀裂が生じ、棚は一部壊れ、戸は外れその拍子で紙が破れた。 更にはうるさいとの苦情が近所から次々と飛んできた。 当のれいむも無事では無かった。 全身黒い痣と擦り傷だらけ。 しかし疲れたおかげですーやすーやと口にしながら鼻ちょうちんを作って夢の国へ旅立っていた。 強く握った拳をゆっくりと降ろし、お兄さんは怒りを鎮めながら戸の修理に取り掛かった。 「ふぅ・・・」 戸の修理が終わった。 作業に集中していたら怒りは綺麗さっぱり消えていた。 「あ、そういえばれいむは・・・」 忘れていた。 さぞや良い夢を見ていることだろうと笑顔でれいむの寝顔を見る。 「・・・え!?」 目の前にいたのはピクピクと痙攣し餡子を吐き出しているれいむ。 急いで吐いた餡子を取り除き介抱する。 「おい!れいむ!しっかりしろ!」 「ゆぎぎぎぎぎぎぎ・・・・・・」 とてもじゃないがゆっくりしていない。 痙攣している以外に体の形まで変わっている。 まるで顔面に強風を受けているかのように後部へわずかに伸びていた。 「どうしたんだよ!?おい!」 「ひゃ・・・ひゃやすぎだよぉぉぉぉ・・・ゆっくりしてぇぇぇぇぇ・・・」 速すぎとれいむは呟いているようだ。 しかし薬はふわふわ飛ぶ蝶の夢のはず。 ゆっくりであるれいむにとっても速すぎるわけは無いのだ。 「おい!起きろ!起きろよ!起きれば楽になるぞ!」 お兄さんはそう考えた。 夢を操る薬なのだから起きれば何とかなると。 だからお兄さんは必死でれいむを揺らした。 「起きろよぉぉぉぉぉ!!」 「ゆぎぎぎぎぎぎぎ・・・すっきりー!」 「おお!?」 「はやいよぉぉぉぉぉぉ・・・ゆっぐりぃぃぃぃぃ・・・ゆぎぎぎぎ・・・」 「すっきりしてんじゃねぇ!!」 一瞬満足気な表情をしてぺにぺにを立てるもすぐに萎れ、表情はまた苦痛を感じさせるものへと変わっていった。 「仕方ない・・・れいむ、少し荒っぽいが許せよ?」 お兄さんはれいむをちゃぶ台の上に置くと立ち上がり、呼吸を整えた。 そして右足を少し後ろへ移し拳を握る。 目を瞑り頭の中で何度も最高のタイミングを想像する。 ・・・そして数分後、お兄さんの目がカッと見開いた。 「ヒャッハァァァァァァァァァァァァ!!!」 一日が終わろうという最中、絶叫が響き渡った。 それと共に見事な拳が繰り出されていた。 繰り出された拳は腰の捻りを受けて威力を最大限に高める。 その最高の拳はぺにぺにの辺りに直撃し、れいむを宙へと誘った。 「ゆぎぎぎぎ・・・もっとおそらを・・・」 ベシャァ! れいむが何かを言い切る前に壁に叩け付けられた。 壁にしばらくくっついたれいむは次第に落ち始め、吐餡すると共に床に着いた。 不思議な高揚感に満たされたお兄さんはアッパーを放った余韻に浸っていた。 しばらくヘブン状態を堪能していたがふと、れいむのことを思い出す。 「あ・・・れいむ!大丈夫か!ごめんやりすぎた!」 「ゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっ・・・」 瀕死状態の痙攣へと状態を移していた。 「うわぁぁぁ!!オレンジジュースはどこだぁ!?」 慌ててオレンジジュースをかける。 すると、さっきの擦り傷等を含めてみるみる治っていった。 「あまあま~・・・ゆあ!?どぼじでれいむはここですーやすーやしてるの!?おふとんさんは!?」 「れいむ?大丈夫か?」 「ゆゆ!おにいさん!ゆっくりおはよう!」 れいむはやけにツヤツヤとした肌で元気な姿を見せた。 「ゆげぇ!?どぼじであんこさんがこんなにおちてるのぉぉぉぉ!? どぼじでおうちがぼーろぼーろになってるのぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」 その様子から完全に覚えていない事を確認した。 お兄さんは脱力のあまりその場に崩れるしかなかった。 そして意識が遠くなる。 傍でれいむの声が聴こえるがもうどうでもよかった。 「ばっかじゃないの!?」 翌日、お兄さんの家にはお姉さんの怒号が響いていた。 心配になったお姉さんが朝になって様子を見に来たところ、倒れているお兄さんと泣いているれいむを発見したそうだ。 それから慌てて介抱して先程ようやく目が覚めたのである。 「あれは胡蝶夢丸ナイトメアなの!退屈に殺される妖怪のために作られた悪夢を見るための薬よ!?」 「・・・なんでお前がそんなの持ってんだよ・・・人間なのに。」 「それは家のてんこが夢が退屈すぎるって言うからよ!」 「てんこ?」 「そうよ、この前から飼い始めたの・・・薬のおかげで寝ている間はあの子、常時ヘブン状態よ。」 「それじゃあオレが必要だったのは・・・」 「胡蝶夢丸!ナイトメアじゃない方!」 原因は話を聞かないお兄さんにあった。 つまりはそういうことだった。 「そんな・・・」 ドサッ ショックが大きかったのだろう。 自業自得とは言え重なる心労に再び倒れてしまう。 「ちょっと・・・大丈夫?・・・って熱があるじゃない!?」 再び倒れるお兄さんに布団をかけるとお姉さんは慌ててドタバタと薬を探し回る。 れいむはその様子をしばらく眺め、満面の笑顔でお兄さんに告げた。 「おにいさん!ゆっくりしなきゃだめだよ?ゆっくりしていってね!」 ビッキィ!! お兄さんはフラフラと起き上がると弱々しく拳を握った。 「お前が・・・言うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 弱々しく握られた割には見事な一撃が放たれた。 再び宙を舞うれいむ。 そしてれいむが地面に落ちるのと同時に三度倒れこむお兄さん。 平和な里の中にはお姉さんの悲鳴だけが響いていた。 /***************************************************************/ あとがき 本作品を読んで頂きありがとうございます。 前回「まりさのわらいごえ」を書いた者です。 感想くれた方ありがとうございました。 今回は続きではなく違う分野のものを書いてみました。 前回の感想からなるべく気をつけて書き上げたつもりです。 しかしまだまだお見苦しい点があると思います。 よかったら感想で教えてください。 ここまで読んで頂きありがとうございました。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 幻想郷設定はあまり書かない方がいいっすよ。 原作側がゆっくりとは無関係と公言しているので。 -- 2018-03-21 19 36 42